原菜乃華さんが主演を務めるドラマ25『こむぎの満腹記』(テレビ東京系、毎週金曜24:52~)が、9月29日・10月6日の2週連続で放送されます。
これまでも群馬県・高崎市とタッグを組み、日本の地域創生を目指した番組づくりの一環としてバラエティやドラマを制作してきたテレ東。その第4弾として制作された『こむぎの満腹記』は、パスタ、うどん、パン、ラーメン、お好み焼きなど、茹でる・焼く・発酵させると料理方法はシンプルで、バリエーションも多く、何よりも私たちのお腹を幸せな気持ちで満たしてくれる“小麦料理”をメインとした深夜の背徳系炭水化物グルメドラマです。
そんな本作において、小麦料理をこよなく愛する主人公・橘こむぎ役を演じるのはテレ東初主演となる原さん。グルメドラマにも初出演ということで、食べるシーンは『孤独のグルメ』を参考にしたそう。「楽しかった」と語るロケの感想も聞きました。
初挑戦のグルメドラマは『孤独のグルメ』を参考に
――オファーを受けた際の印象を聞かせてください。
普段からよく「美味しそうに食べるね」と言われることが多いので、「私にピッタリな役!」と思いました(笑)。私自身も小麦料理が大好きなので、撮影が楽しみで仕方なかったです。
――実際に撮影してみていかがでしたか?
信じられないくらい楽しかったです! こんなにも食べ続ける撮影というのも初めてで、とても新鮮でした。全部美味しかったのですが、グルメドラマなので次のシーンで別の料理を食べなきゃいけないから……という、自分のお腹と相談しながらの撮影でしたね(笑)。
――食べる演技も初めてだったそうですね。
すごく難しかったです。すぐには飲み込めないので、噛む間が空いてしまうんですよ。実際はそこにナレーションが入っているのですが、それを想定して表情を作るのが大変でした。
――魅力的なグルメドラマといえばテレ東。参考にした番組などはあったのですか?
撮影に入る前に『孤独のグルメ』を見ました。ここまでナレーションが多い役は初めてだったので、ナレーションの読み方や、どう食べたら料理が美味しく見えるか。また、キレイに食べるというよりは、美味しそうにガツガツと食べる姿を参考にさせてもらいました。
――撮影で食べた中で一番美味しかったものは?
全部美味しかったから、迷ってしまいます……。でも1つ挙げるとしたら、「ベスビオ」という辛口の魚介トマトソースパスタです。それが本当に美味しくて! お店の方にパスタソースをプレゼントしていただいて、家に帰ってからすぐに食べてしまいました(笑)。もう1つ、“シャンゴ風パスタ”というお店定番のメニューもあったので、今度はそれを食べに行こうと思っています。
原菜乃華は餃子好き!「撮影のご褒美に食べに行っています」
――原さん自身は、こむぎのように愛してやまない食べ物はありますか?
私は餃子が大好きです。有名なお店を調べたり、友達にオススメの店を聞いて、撮影が終わったご褒美に食べに行ったりしています。
――食べ物を目当てに地方へ旅行に行くことも?
私はインドアな人間なので、旅行に行くこと自体少ないんですが、旅行した場合の一番の楽しみは「食」です。景色やレジャーよりも、食べたいものを目的地にすることが多いです。
――仕事柄、地方ロケに行く機会も多いと思います。そこで食べた中で印象的なものは?
広島での撮影時に食べた広島焼です。お好み焼きの中に麺が入っているのですが、初めてうどん入りのものを食べました。すごく美味しくてまた食べたいと思っているので、もし近々旅行するとしたら広島かもしれません(笑)。
――最後に、放送楽しみにしている方へメッセージをお願いします。
群馬の美味しいグルメはもちろん、群馬県の皆さんの温かい人柄にもフォーカスが当たっていて、すごく魅力的なドラマに仕上がりました。見るだけでお腹が空いて、きっと群馬県に行きたくなると思います。食べたもの全てが本当に美味しかったので、このドラマを見て気になったお店があれば、ぜひ足を運んでみてくださいね!
<前編あらすじ>
橘こむぎ(原)、20歳。お洒落なカフェでお茶をしたり友達とキャンパスライフを楽しむ一方で、小麦料理をこよなく愛する“小麦料理ラバー”でもあった。
ある日、友達からもらったお菓子から群馬県高崎市に目をつけたこむぎ。実は、高崎市はうどん、おっきりこみ、まんじゅう、おやきなどが有名で、パスタの街としても知られており、こむぎにとって一度訪れたい場所でもあった。早速、こむぎは名物の焼きまんじゅうのお店に行き……。