『みなと商事コインランドリー2』ご褒美てんこ盛りの温泉旅行!草川拓弥“湊”のかわいさに、西垣匠“シン”の理性は限界突破

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『みなと商事コインランドリー2』ご褒美てんこ盛りの温泉旅行!草川拓弥“湊”のかわいさに、西垣匠“シン”の理性は限界突破

温泉旅行の供給、ありがとうございます! 8月23日放送の『みなと商事コインランドリー2』(テレビ東京系、毎週水曜24:30~)第8話は、湊晃(草川拓弥超特急)とシンこと香月慎太郎(西垣匠)、そして英明日香(奥智哉)と佐久間柊(稲葉友)のW温泉デート回。見る者に確実な幸せが約束されている……!

待ってました、四人の温泉デート

よくよく考えたら、旅行に行くということはコインランドリーは休業か。洗濯できなかった人、ごめんなさい。でもこの日ばかりは許して。どう考えても温泉旅行の方が大事だから! ドライブデートしながら、いざ旅館へ。

策士なシン、早速シートベルトが引き出せないと見せかけて、手助けしようとする湊をしっかり抱きしめる。近寄ったらパクリ、これ、食虫植物のやり口じゃん!

そのまま、がしっと湊をホールド。心のシートベルト、装着完了(ご安全に……!)。「今夜は同じ部屋で寝ましょうね」と囁きも忘れない。せっかくひとつ屋根の下の同居生活中も、寝室は別のまま。なんとか今日で進展させたいシンの攻めの一手だ。

旅館に着くと、部屋にはすでに横並びの布団がきれいに敷かれていた。カップルはすべからく「新婚」扱い。これぞ旅館の醍醐味だ。

ダブルデートの想定だったものの、柊は明日香の口実「勉強のため」を信じている。こちらの二人は勉強合宿モードに突入した。鬼コーチ、頼りになります。受験に休みなし。これも明日香のためなのだから。

一方、シンみなは観光地まわり。シンが買ったカメラでツーショット撮影も忘れない。シンのカメラ、調べたら広角ズーム機種だった。買う時にちゃんと自撮りのしやすさも考慮したんだろうな(妄想)。Vlog撮影に適したモデルらしいので、そのうち二人でぜひ配信をお願いできませんか?

土産物屋のシーンでは、お揃いのマグカップを見つめながら「こういうの少し憧れで……」ともらすシン。バラバラのグラスやカップを使用していることにリアルさを感じていたけど、ちゃんと気にしていたのか。

ただ同居解消期日が迫る中で、購入の優先順位は低い。お揃いで持つなら身につけられる別のものをと考えるシン、考え方が建設的だ。それでも、湊はシンのためにマグカップ買っといてくれ! と思ってしまう自分もいる。

「本当に出ていかなくてはだめですか?」。今回、シンはそのことをちゃんと湊と話し合いたいという裏テーマがあるようだ。もっと一緒にいたいという純粋な思いは、最初に湊が決めた「ルール」を破らせることができるのだろうか。

温泉の中でもシンはここぞとばかりにその議題を持ち出す。湊の本当の気持ちが知りたいのだ。ルールではなく、本音を聞きたい。「この先もずっと俺といたいですか?」の質問に湊は即答できなかった。そこは反射神経でYESを頼むよ……と思うが、質問に対して真剣に考えてしまうのは誠実さゆえ(そこは長所)。

酔っぱらうことで湊が言えた本音

夕食からは全員衣装チェンジ。温泉旅行と聞いて渋い藍色の浴衣をイメージしていたけど、想像以上に派手な浴衣でびっくり! もうギャルじゃん! それもかわいく着こなす四人、さすがすぎる。

そして明日香が部屋にスマホを取りに行っている間に、湊と柊は泥酔。数分でこのドタバタ展開、そうです、コントです。これがみなしょーだ、みんな付いて来い!

湊の“ご乱心ぶり”に、「かわいさの限界を突破している」と悟るシンの目線も相変わらず。そのまま「一人にさせるのが心配」と湊に語りかける。

心配しながら言う「本当にいいんですか? 俺が出ていっても」は、さっきの「本当に出ていかなくてはだめですか?」の変化球! 相手のためという大義名分を用いながら、自分の望みを改めて伝えるの、頭よすぎる。さすが策士だ。

湊も酔っ払うことで素直になっている。寂しさも口にできるし、「できればずっと……」と気持ちをポロリ。さらに「湊さん」ではなく「アキラ」と呼んでほしいという本音も。呼び名が変わるときは、関係性が変わるとき。二人、次のステップに突入か?

布団までは衝動的に雑に引っ張りながら、いざ本当に押し倒そうとするときは優しく湊の頭に手を添えて優しく寝かせてあげようとするシン。これがナチュラルにできてしまうの、プロの手練手管だぞ。一体どこで覚えた?

それに口下手な湊がいう「はやく、ぎゅっとしろよ……」は破壊力がありすぎる。ただ、その大事な局面で寝てしまうのが、我らが湊晃。わかってましたよ。期待を裏切らない展開だったけど、ここでぐっと耐えたシン、偉いぞ。湊の寝顔が見られただけで十分、という満足げな表情がすべてを物語っていた。

一方、柊と明日香はといえば……柊が明日香にプレゼントを渡すことでほっこりムード。こちらも着実に関係性が牛歩ながらも進展していた。視聴者にとってもご褒美回、これにて終了。30分の体感が速すぎる!

(文:綿貫大介)