8月12日より放送、及び民放公式テレビ配信サービス「TVer」で無料リアルタイム配信される『東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマ ギフテッド Season1』(東海テレビ・フジテレビ系、毎週土曜23:40〜)の制作発表会見が8月9日、東京ポートシティ竹芝にて行われ、主演の増田貴久(NEWS)をはじめ、浮所飛貴(美 少年/ジャニーズJr.)、泉里香、小手伸也が登壇した。
「金田一少年の事件簿」などで知られる天樹征丸原作による本作は、並外れた推理力や洞察力、論理的思考を持つ天才刑事・天草那月(増田)と、生まれながらに、目視によって“殺人者”を識別できる才能<=ギフテッド>を持つ高校生・四鬼夕也(浮所)がバディを組み、様々な難事件に挑む本格ミステリー。
会場に姿を現すなり、増田はステージの“表”ではなく“裏”に上がるというボケを発動。「浮所に止めてもらって『オイオイ』ってなるかなと思ったら、本当に大人(スタッフ)が出てきちゃってびっくりした」と場を和ませ、「アニメの那月は“並外れた推理力を持つイケメン天才刑事”と紹介されているけど、ドラマ版になったら“イケメン”だけが抜けていた」と話して笑わせた。

ドラマの見どころについて、増田は「四鬼夕也くんが、殺人を犯した人に影が見える。だから犯人がわかった状態から始まって、でもアリバイがある、じゃあどうしていこうか、と進んでいく」と説明。小手が「最初に怪しい人がわかるからありがたいですよね。僕なんか、どのドラマに出ても『あいつ怪しい』って言われちゃうから」と続けると、増田は「今回も怪しいですからね」とニヤリ。「そんなことない」と慌てる小手に、浮所は「(黒い影が)ちょっと見えかけてる」と笑ってみせた。
現場の様子を聞かれた浮所は、「増田くんがボケまくりなんです」と報告。ボケは「星の数ほどある」そうで、「毎朝、『浮所くん、今日からかな? よろしくお願いします』って。今朝もですよ!?『いつも会ってますやん!』っていうボケを13回くらいやってます」と明かした。

ここでMCから、“増田からの差し入れがすごい”との情報が。増田は「言うなよ、言うなよ」とまんざらでもない様子で、泉が「ケータリングとか」、浮所が「アイスコーヒーだったり、ご飯だったり」と口にすると、「さらには?」と催促。泉は「特別なTシャツを作ってくれた」と笑顔を見せ、小手は“ギフテッド”とたくさん書かれた増田デザインの「アームカバー」を運転時に愛用している、と感謝した。
夕也の能力にかけて「どんなものを見抜けるようになりたい?」と聞かれた増田と泉は、「何も見抜けなくていい」と回答。一方、浮所が「社交辞令を見抜きたい」と話すと、“クイズ”と称して小手が「今度じゃあ、ご飯行こうよ」とにっこり。浮所は「いや、社交辞令です!」と立ち上がり、小手も「ご飯食べに行って、何話そうって思っちゃった。だって2回しか会ったことないから(笑)」と正直に打ち明けた。

また「どのような異能力を手に入れたいか」との質問に、増田は「すごく歌がうまくなるとか……でも、うまいかぁ」「ダンスがうまくなるとか……でも、うまいかぁ」とつぶやき、「ないか、特には」と結論を出すも、浮所が「イケメン(の能力)?」とぽつり。「おいっ!」とツッコむ増田だったが、「たしかに木村拓哉さんくらいのカッコよさが、ギフトとしてほしかった」といい、「僕は人柄とノリだけでここまで来たと思ってる」とほほえんだ。
続く浮所は「ブラックホールくらいの大きさの胃が欲しい」「足が速くなりたい」と答えるも、増田から「先輩として違うなーと思った」とダメ出し。追い込まれた浮所は、「これは来ました!」と嬉しそうに手を挙げ、「会った人の名前がすぐにわかる能力が欲しい!」と宣言。ようやく増田から「これは欲しい」とOKをもらい、安堵の表情を見せた。
そんな浮所について、増田は「すっごい大きなバッグを持って現場に来るんですよ。2泊3日くらいの量の」といい、「2人で使うくらいの楽屋の机に、1人で荷物を出して……この人、家が絶対汚いんだろうなって」とピシャリ。「綺麗ですって!」と否定する浮所だったが、「(現場には)ふだんより小さい歯磨き粉を持ってくるじゃないですか。ふだんより大きいのを持ってきてる」と意外な“歯磨き粉事情”の告白に、照れ笑いを浮かべていた。
最後に増田は「謎解きあり、ミステリーあり、バディもの、警察ものということで、ワクワクが詰まったスペシャルなドラマになっていると思います」とアピール。「今の時代に必要な“人を信じる心”みたいなものが所々台詞として入っているので、そんなところも注目して見てもらえたら」と呼びかけた。
