古橋亨梧、前田大然、旗手怜央らセルティックの日本人選手に直撃!名将ポステコグルーのインタビューも実現

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7月1日に放送されたサッカー番組『FOOT×BRAIN』(テレビ東京系、毎週土曜24:25~)では、5人の日本人選手が活躍するスコットランドリーグの王者・セルティックFCをMCの勝村政信が現地取材。チームに所属する日本人選手やセルティックを優勝に導いた名将にインタビューを行った。

セルティックの本拠地があるグラスゴーは、人口63万人ほど。中世ヨーロッパの面影が残るスコットランド最大の都市として知られている。勝村は、まず選手たちが練習を行っているグラスゴー郊外のセルティックトレーニングセンターへ。16年前に完成したセンターは、天然芝と人工芝のフルコートが5面あるという充実ぶり。全体練習では、チームの得点源となっているジョタや、元イングランド代表のジョー・ハートらがトレーニングを行っていた。

そんな錚々たるセルティックのメンバーに昨年の12月から加わったのが、岩田智輝。横浜F・マリノスでセンターバックやボランチとして活躍した岩田は、リーグ最少失点でのJ1優勝に大きく貢献し、2022年シーズンのMVPにも選ばれた。輝かしい実績を引っ提げてチームの一員となった岩田は、最初こそ日本との天候やピッチの違いに戸惑ったというが、「レベルの高い選手たちばっかりですし、良いレベルで練習できているんで、常に楽しみながらやっています」と明るい表情を見せた。

同じく新加入組の小林友希は、185センチの長身とロングフィードを武器に、ヴィッセル神戸で活躍。2021年にはJリーグのベストヤングプレイヤーにもノミネートされたディフェンダーで、昨年の11月にセルティックへの完全移籍を果たしている。小林もやはり日本とのピッチの違いに触れ、「日本と違って土のところが緩くて滑ってしまうので、スパイクの取り替えるポイントを高くしたりっていうのはしましたね」と明かした。

また、セルティックの印象については、かつて同チームで活躍していた中村俊輔から横浜FC時代に話を聞いていたという。小林は「サポーターの熱がすごいっていうのは当時からおっしゃっていて。それはこっちに来ても感じたことです。街を歩いていても日本に比べて声をかけられる回数が多い」と打ち明けた。

勝村もグラスゴーの地元サポーターが集まるというサッカーパブで、その熱を肌で感じることに。港湾労働者や鉱山労働者が中心のクラブながら、1967年にヨーロピアンカップ(現チャンピオンズリーグ)を制覇したセルティックは、3年後のヨーロピアンカップ準決勝で13万6000人の観客動員数を記録。その数字は大会名が変わった今もなお破られていない。

サポーターは何代にも渡ってセルティックを支え続けており、その様子はセルティック一色に染まったサッカーパブの客層にも見て取れる。勝村は「年配の人が多いっていうのはうれしいよね。本来のあるべき姿なの。これを息子とか孫たちが見て、同じようになっていくんだよね。ずーっとセルティックが好きなんだよ、この人たちは」と、しみじみ語っていた。

そして、地元の人々の誇りでもあるクラブをより強くし、スコットランドリーグ3冠に導いたのが世界を渡り歩いてきた“優勝請負人”のアンジェ・ポステコグルーだった。Jリーグでも指揮したポステコグルーは、新シーズンからイングランド・プレミアリーグの古豪であるトッテナム・ホットスパーFCの監督を務めることになる。

勝村は、ポステコグルーにセルティックでの2年間を直撃。まずはチームの2連覇について尋ねると、ポステコグルーは「良いシーズンでした。去年は2冠でしたが、今年はより良く、より強く、もう一度帰ってこようという、チャレンジがありました。そして選手たちは素晴らしい動きをしてくれました」と称えた。

Jリーグで横浜F・マリノスを15年ぶりの優勝へと導いたポステコグルーは、日本人選手の実力を高く評価。「前田大然古橋亨梧旗手怜央を間近で見てきて、素晴らしいサッカー選手であり、とても良いキャラクターであることも分かっていました。彼らを連れて来れば有利になり、インパクトを与えられる。素晴らしい成功をするという自信がありました」と胸を張った。

マリノスを王者にした攻撃的な“アタッキングフットボール”をセルティックでも貫くべく、前田や岩田といった教え子を始め、古橋、旗手、小林ら対戦相手として手を焼いた選手を集めたという。日本人選手のポテンシャルを引き出すことに長けた名将に、勝村はこんな質問も。「監督あのぉ、日本代表監督に興味あったりします?」という問いに、ポステコグルーは「いつか日本代表を指揮したいとは思います。私は現状を楽しめていますが、サッカーはどこで何が起こるかわからないですからね」と返していた。

さらに、番組ではチームの中心である古橋、前田、旗手の3人へのインタビューも実施。2022-23シーズンのリーグ戦で27ゴールを叩き出し、ヨーロッパ主要リーグで日本人初の得点王に輝いた古橋は「みんなが良いパスをくれるので、僕はシュートを打たせてもらっている。みんなの努力に本当に感謝したいと思います」とチームメイトへの感謝を伝え、「チームとして監督が求めてる以上のものを選手として出していけたらなと思います」と意気込んだ。

次回は、セルティック特集の後半戦。引き続き3選手へのインタビューを行うほか、勝村がリーグの最終節を生観戦する。

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