オカルトホラー作家・雨穴が原案のヒューマンホラーサスペンスドラマ『何かおかしい2』(テレビ東京系、毎週火曜24:30~)の第12話(最終話)が6月20日に放送。舞台であるラジオ番組『オビナマワイドNeo』にまつわる真相が明らかとなり、SNS上では驚きの声が上がった(以下、ネタバレを含みます)。
今回の『オビナマワイドNeo』のMCはLiLiCoとグローバー。「本当に怖いお化け屋敷」と銘打ち、レポーターの小野寺(樋口日奈)が田舎の廃民家を訪問。居間にあったDVDを再生すると、この家を取材した番組『スピリチュアルな時間ですよ』の映像が映し出される。
映像では、霊能者・千里眼ヒーラー麻里子(柳ゆり菜)が怪奇スポットとして家を訪れるも、集落の住民たちに取り囲まれ、取材陣一同誓約書を書かされて退散する一部始終が。それを見ていたスタジオの土屋(津田寛治)、畑野(松尾諭)らは苦い顔をする。その後、中継先には麻里子が現れ、「髙橋千鶴子です」と自己紹介する。
構成作家の内山(細川岳)が調べると、『スピリチュアルな時間ですよ』の出演メンバーとスタッフが『オビナマワイドNeo』と共通することを発見。その後、リスナーたちに麻里子を名乗るアカウントから次々と住所を特定するリプライがつく。「何か心当たりありますか?」と尋ねる花岡(濱正悟)に「私がリプしてるんだけど」と千鶴子。「やっぱ花岡許せないわ」と鬼の形相になり、“麻里子という霊能者”を女優である自身=髙橋千鶴子が演じていたこと、番組がやらせ疑惑で炎上したこと、花岡が逃亡したことを明かす。
「そこにいるんでしょ? 石井マネージャー」と中継先から千鶴子が呼びかけると、突然プロデューサーの上村(浅利陽介)が「はーい!」と勢いよく挙手。上村の正体に驚くスタジオの面々を尻目に、『オビナマワイドNeo』を企画した本当の目的を語りだす……。
SNS上では「衝撃の展開だ」「ゾクッとする」と驚きの声が。余白を残した展開に、「次シリーズも見たい!」と要望の声が相次いでいた。