福山雅治、仕事をする上での信念「断る勇気よりも、やってみる勇気」

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福山雅治、仕事をする上での信念「断る勇気よりも、やってみる勇気」
「日曜日の初耳学」を見る

福山雅治が6月18日に放送された『日曜日の初耳学』(MBS・TBS系、毎週日曜22:00~)の「インタビュアー林修」に出演。仕事に対する信念や若い日のアルバイト先でのエピソード、音楽の原点などを明かした。

福山と『ラストマン-全盲の捜査官-』で共演中の大泉洋が、誰よりも福山を知る人物としてVTR出演。大泉は、福山の一番凄いところとして「受け力」を挙げ、「どうしてそこまで忙しく働く必要が?」との質問に「だって洋ちゃん、日本中が福山を求めるんだもん」と返答されたと福山のモノマネをしながら話し、スタジオの出演者は大爆笑。大泉は「実際そうなんです。福山さんを待ってる人がいて、期待とか思いをしっかり受ける」と福山を称賛。福山は「無茶振りされて、一皮ずつむけていく」「断る勇気よりも、やってみる勇気の方を選んできた結果が今」と仕事に対する信念を語った。

18歳でアーティストを夢見て上京した福山。バンドを組むために始めた宅配ピザ屋のアルバイト先では“長崎くん”と呼ばれ、訛りがキツくてクビに。その後始めた材木屋でのアルバイトは居心地が良く、夢を諦め安定した生活を選ぶことも頭をよぎる。しかし、一緒に働いていた元演歌歌手の男性の言葉で「諦めちゃいけない!」「オーディション受けなきゃ」と動き出し、俳優としてオーディションに合格した。

そして、24歳で大ヒットドラマ『ひとつ屋根の下』に出演する。その頃はまだ安いアパート暮らしだったが、その部屋のドアノブに「こういうアパートに住んでいて、チイ兄ちゃんは大変なんですね」という手紙と共に廃棄予定のお寿司を届けてくれる女子高生がおり「だいぶ人気出てきたなと思った」と話し、笑いを誘う。その後、引っ越しした先の近所に桜坂という坂があり、のちの大ヒット曲「桜坂」が誕生した。また、福山の音楽の原点には、17歳の頃に亡くなった父の存在があり、2020年に父の名前をタイトルにしたアルバム「AKIRA」を発表した経緯と思いについて語る場面もあった。

次回は6月25日に放送。さだまさしが出演する。