『真夏のシンデレラ』森七菜、間宮祥太朗との衝撃的な初対面「ビチョビチョだったんです」

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森七菜と間宮祥太朗にインタビュー
森七菜と間宮祥太朗にインタビュー

森七菜さんと間宮祥太朗さんがダブル主演する月9ドラマ『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系、毎週月曜21:00~)が7月10日にスタートします。

本作は、真夏の海が舞台の男女8人恋愛群像劇。海辺で一緒に生まれ育った“海辺のシンデレラ”である女友達3人組と、東京で親の期待に応えて一流大学に入学し、それぞれの道へ進むも優等生な日々を送る男友達。住む世界の異なる男女が真夏の海で運命的に出会い、複雑に交錯した感情や本音をぶつけ合いながら成長していく姿が描かれます。

森さんが演じる蒼井夏海は、男勝りなサバサバガール。一方、間宮さんが演じる水島健人は、爽やかで誠実な優等生タイプの好青年。ともに月9初主演となるおふたりに、作品への意気込みや、クランクイン前だからこそお互いに“今、伝えておきたいこと”を聞きました。

王道の恋愛群像劇に意欲「楽しい夏になりそう」

――最初に出演の話を聞いたときの感想を教えてください。

森:すごく楽しそうだなと思いました。今回の作品のような“みんなで恋して、楽しい夏のドラマ”が久しぶりな感じがして。こういう作品をきっと待っていた人もいただろうし、それを月9でできるのは、すごく嬉しいなと思っています。

間宮:もともと月9にはそういうイメージがありました。最近は違う題材にもチャレンジしている中で、久しぶりに、“海辺の町・青春・Theど真ん中ストレート”という王道の恋愛群像劇。本当にいいなぁと思いましたし、楽しい夏になりそうな予感がしました。

森七菜、夏海を演じる上で心掛けることは?
森七菜、夏海を演じる上で心掛けることは?

――役をどのように演じていこうと考えていますか?

森:あまり見栄を張らずに演じようと思っています。夏海たちは“そのままで美しい”というところを見せられたらなと。夏海たちは生きる力や、たくましさを持っていて、美しいものを「美しい」と言える人たちなので、そういう魅力を伝えていけたらいいなと思っています。

間宮:プロデューサー、監督と事前にお話をさせていただいて、どストレートな恋愛ものだからこそ、一枚噛ませるよりは、すごく自然体な感じで進んでいけたらいいなと。自分の役に関してはもともとの人物造形などもあるんですけど、それよりも、夏の初めに海辺の町のメンバーと出会ってからの変化を表現していければいいなと思っています。

ドラマの一場面
ドラマの一場面

――20代の共演者が多い現場ですが、ロケで楽しみにしてることは?

森:今年は「肌を焼こう」と決めているので(笑)、日傘をささずに、海に挑みたいなと思っています。海の町が地元になるので、馴染めるように頑張りたいです。20代といっても少し先輩な方ばかりなので、少し緊張というか、人見知りというか、いろいろな不安もあるんですけど、最後には“本当の思い出”がいっぱい作れるくらいリアルな雰囲気でいられるように、頑張って話しかけようと思っています。

間宮:逆に、海辺で毎日のようにロケをするのに「肌を焼かないように」と難題を言われているので(笑)、僕は焼いちゃいけない。女優さんが横にいるのに、僕が日傘をさすという不思議な光景が生まれます(笑)。それはありつつ、今日初めて共演者が集まっている姿を見て、みんな和気あいあいとしていて、いい空気感だなと思いました。物語の中で矢印があちこちに向きますが、すごくうまくいきそうな感じがしましたね。ただ、20代が多いとおっしゃいましたけど、この作品中に2人が30代になるっていう(笑)。この作品が終わるまでは、20代の気持ちでやっていけたらと思います。

間宮祥太朗が夏を感じる瞬間は?
間宮祥太朗が夏を感じる瞬間は?

――(笑)。おふたりは、毎年どんな瞬間に「夏が来た」と感じますか?

森:私の地元もそうなんですけど、緑が多いところに行くと、夏が始まるときの匂いがするじゃないですか。あれが大好きです。ふだんから匂いで季節を感じることが多くて、雨が降る前の匂いとかもありますよね?

間宮:うん、あるね。僕の場合は春なのか夏なのか微妙なラインですけど、家に植物が多いので、冬を越えて温かくなってくると新芽を出し始めるんです。それを見ると、「夏が来たな」って思いますね。

――今回は王道の恋愛群像劇ということで、おふたりの“理想の夏デート”についても聞かせてください。

森:家で冷房が壊れちゃって、アイスを食べながら、かろうじて涼しい……っていうデートがしたいです。「暑いね~」って言い合いながらも、扇風機しかない! みたいな。

間宮:(笑)。僕はデートとは言わないかもしれないけど、夏の田んぼのあぜ道で、同級生の男女が制服姿で一緒に汗をかきながら帰ってるような姿が素敵だなって思います。それこそ夏休みに入る日に、「この夏休み、会うのか、会わないのか」のような内容のことを話しながら歩いてる姿、いいですよね。

森七菜
森七菜

――いいですねぇ。ロケの合間には共演者の皆さんとどんなことをして楽しみたいですか?

森:このドラマは仲がいい子たちの物語なので、クランクイン前に少しお話させていただきたいな、ということで開かれた親睦会がこの前あったんですけど、結構仲は深まった気がします。

間宮:今度はみんなで海釣りとかどうですか?

森:釣りの世界に、引きずり込もうとしてます?(笑)。

間宮:あははは(笑)。でも、僕もバス釣りはするけど、海釣りはそんなに知らないんだよね。番組でやったくらいかな。だから、釣った魚をみんなでバーベキューしたいです。

ドラマの一場面
ドラマの一場面

――そんなときの盛り上げ役は?

森:白濱(亜嵐)さんじゃないですか?

間宮:あー、たしかに亜嵐はそんな感じがするね。

森:懇親会のときに花火をやったんですけど、そのときもすごく盛り上げてくれたので、「ムードメーカーなんだなぁ」って。みんなが白濱さんを見て笑っていたから、周りを楽しませてくれる優しい方だなと思いました。

間宮祥太朗
間宮祥太朗

2人のテンションは真逆!?「わかりやすく無口になっていく(笑)」

――今回はダブル主演ということで、クランクイン前だからこそお互いに「助けてほしいこと」「今のうちに伝えておきたいこと」はありますか?

森:私はペース配分が苦手です。お芝居は本番になったら頑張ろうと思えるんですけど、休憩時間とかのペース配分が苦手すぎて、本当にわかりやすく無口になっていくっていう(笑)。

間宮:じゃあ、その日の撮影が長かったとして、前半にめっちゃしゃべっていたら、終わる頃にはグッタリしてるんだろうなぁって、見ていればわかるんだ?

森:そうです。だから、「ストップ、ストップ! 充電取っといて!」って言ってほしいです(笑)。

間宮:なるほどね(笑)。僕はそれで言うと逆かもしれない。朝一が一番無口です。だから、森さんがどんどんしゃべらなくなるにつれて、僕がどんどんしゃべり始める(笑)。

森七菜、間宮祥太朗
森七菜、間宮祥太朗

――(笑)。でも、最初から「朝はテンションが低い」と知っておくと、森さんとしては気持ちがラクですよね。

森:そうですね。朝、テンションが低いとドキドキするので。

間宮:これからも朝はテンションが低くて、髪が濡れたままかもしれない。

森:怖いよ~ぉ(笑)。初めてお会いしたときにも、ビチョビチョだったんです。

間宮:朝、風呂に入った後、髪を乾かさないで来ることがあるんですよ。

森:そうなんです。その日は雨だったので、さらに「どういうこと!?」って(笑)。

間宮:今後も髪が濡れたままのときがあるかもしれませんが、よろしくお願いします!(笑)。

(撮影・取材・文:nakamura omame)

■森七菜 メイク:佐々木博美 スタイリスト:富田彩人
■間宮祥太朗 メイク:FUJIU JIMI スタイリスト:富田彩人

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