横山裕(関ジャニ∞)が主演を務めるドラマ『帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし』(テレビ朝日系、毎週土曜23:00~)の最終話(第9話)が、6月10日に放送。さとうコタロー(川原瑛都)の最後の決断に、SNS上で大きな反響があった(以下ネタバレが含まれます)。
弁護士の鈴野牧男(光石研)から狩野進(横山)を通じて、母・和宮小夜梨(紺野まひる)の遺品であるスマホを渡されたコタロー。中には家族3人の思い出が詰まっており、最後の動画はコタローへのメッセージ動画となっていた。
その動画で言われた「幸せになってね」というメッセージ。コタローは「幸せがわからぬ」というのだが、それに対し狩野は「それはお前が人の幸せばっかり考えてきたからだよ」「これからきっとわかる」「父親と暮らすことがお前の幸せ」と教える。
コタローの引っ越しが迫る中、「直接お礼を言いたい」と狩野を訪ねてコタローの父親・並木(滝藤賢一)がやって来る。そこで「小夜梨の分もコタローの側にいて、あの子を幸せにすることで償っていこうと思います」と約束。狩野も「あいつのこと、よろしくお願いします」と彼にコタローを託す。
そして引っ越し当日。コタローはアパートの住人一人ひとりに挨拶。最初はぶっきらぼうに送り出した狩野だが、歩き出したコタローを追いかけて「幸せになれよ、絶対。絶対幸せになれよ!」と叫ぶ。それを見たコタローは、並木に手を差し出された際、暴力を振るわれていた頃をフラッシュバックしていたことから「一緒に暮らせないぞよ。この気持ちが大丈夫となるまで待ってほしいのである」と伝え、並木は「コタローの側にいてやってくれますか」と狩野にコタローをお願いするのだった。
SNS上では「狩野とコタロー、アパートの住人との絆に泣けた」「涙なしでは見られなかった」「コタローにとって、このアパートで暮らすことが幸せなんだな」といった声が見られた。
なお、民放公式テレビ配信サービス「TVer」では第1話~第3話、ダイジェスト動画などが配信中。