山田裕貴、大きすぎる父の存在を超え俳優の道へ「俳優になれなかったら死だ」

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山田裕貴、大きすぎる父の存在を超え俳優の道へ「俳優になれなかったら死だ」
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山田裕貴が5月21日に放送された『日曜日の初耳学』(MBS・TBS系、毎週日曜22:00~)に出演。企画「インタビュアー林修」にて、俳優人生にかける熱い思いを明かした。

元々は、元プロ野球選手の父に影響を受けて野球選手を目指していた山田。挫折を経験し、中学で野球の道から離れたものの、父が通っていた野球の超名門高校へ進学を決めた学生時代を振り返り、「小中高と全部父親を追っていた」「自分じゃなかった」と語る。

そんな山田のターニングポイントとなったのが、高校3年生の時。元チームメイトが甲子園球場に立つ姿をスタンドから見て、「僕は人生諦めたんだ。諦めたからここに座ってんだ」と実感。涙が止まらなかったという。その後、山田は「今まで父を追っていたその人生は1回死んだ」と思いを改め、「次やると決めたことは最後までやり続けよう」と決意。役者の道を目指したと告白する。

そのため、俳優学校に通っていたときから「俳優になれなかったら死だ」と自分を追い込んでストイックに勉強。長い下積み時代にも耐え、「大事なのは演技力」と技術を磨き続けた。

番組では、そんな山田と共演経験のある俳優・勝地涼がリモートで登場。一生懸命練習をしている姿など、真面目な一面を共演者の視点から紹介し、忙しい日々を送る山田に「(自分を)削ったところでいい芝居ができると俺は思ってるから、削り切ってくれ。自分がないかもと思うぐらいまで削ったところで、俺は、山田裕貴は輝き続けると思う」と熱いメッセージを送る。林修も、山田の性格を踏まえ「無理して頑張ってください」と厳しい言葉を伝えた。

次回は5月28日放送。

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