清野菜名が主演を務める『日曜の夜ぐらいは...』(ABCテレビ・テレビ朝日系、毎週日曜22:00~)の第4話が、5月21日に放送。ネット上では、岸田サチ(清野)、野田翔子(岸井ゆきの)、樋口若葉(生見愛瑠)が共通の夢を持つ展開に反響が寄せられた(以下、ネタバレが含まれます)。
サチのバイト先に現れた父・博嗣(尾美としのり)は、土下座をし「助けてくれ」と金を無心する。それに対しサチは、母・邦子(和久井映見)が車イスになったときに助けを求めたが何もしてくれなかったことを責めると、「一緒に泣いたじゃん」とお金がなかったから涙を流し悲しみを共有したと返答。悪びれる様子もなく、「(お金が)あれば助けるべきでしょ?」「宝くじでもあたった?」「いくらなら助けられる?」と詰め寄り、ついにサチは3万円を渡してしまう。
一方、樋口家を訪れた母・まどか(矢田亜希子)から祖母・富士子(宮本信子)を守るため、若葉はまどかに通帳を渡してしまう。しかし、その通帳には若葉がちくわぶ工場で働いて貯めた92万円が入金されていた。92万円という額に納得しまどかが通帳を持ち家を去ると、1000万円を死守できたことにはホッとする富士子。それでも若葉が汗水垂らして働いた全財産を失ったことや、まどかが母親である現実に涙を流す姿にたまらなくなり、ギュっと若葉を抱きしめるのだった。
その後、サチ、若葉、翔子は再び会うことに。それぞれの近況を語ったり、これまでの人生を打ち明けあったり、友だちとして過ごす他愛のない時間を心ゆくまで楽しむ。そしてサチの家で夕食を取り寝る準備をしていると、サチは3人が出会ったバスツアーの世話役兼リスナー代表の市川みね(岡山天音)とのある約束を思い出す。
みねとの待ち合わせ場所に向かう途中、若葉からある提案が。それは3人でずっと一緒にいたいため、山分けにした宝くじをまとめて、3人で一緒に使うということ。するとサチ&翔子も賛同。サチは3人で小さなカフェを営んでいるのを想像していたと告白し、「カフェを開く」という夢に向かい歩き出す……。
ネット上では、博嗣とまどかに対し「腹が立つ」「つらい」「あの毒親たちさえいなければ」といったコメントが寄せられたほか、3人が共通の夢を見いだした展開に「最高」「楽しそう」といった声があがっていた。
次回は5月28日に放送。「3人でカフェを開く」という共通の夢を得て、サチと翔子の無味乾燥だった日々が、ウキウキとした気持ちに彩られていく。
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