見取り図、驚愕!元特殊詐欺主犯格が声色を使い分け詐欺の再現「電話越しだったら…」

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見取り図、驚愕!元特殊詐欺主犯格が声色を使い分け詐欺の再現「電話越しだったら…」

新番組『あれみた?』(MBS、毎週月~水曜日23:56~※関西ローカル)4月24日の放送では、見取り図盛山晋太郎リリー)が元特殊詐欺主犯格の男性にインタビューし、特殊詐欺の裏側に迫った。

5年4か月の刑期を終え、約2年前に出所した男性と対面した見取り図の2人は「思っていたより爽やかな(印象)」と驚く。現在は詐欺被害撲滅のため啓蒙活動を行っているという男性が当時行っていたのは「老人ホーム入居権詐欺」。詐欺師時代の写真を見たリリーは「めっちゃ怖いっすよ」とおののく。受付役・営業役・弁護士役と声色を三種使い分け、詐欺を行っていたころを実演してみせ、盛山は「電話越しだったら、より騙されますよね」と驚きをみせた。

男性が詐欺に手を染めたのは23歳の頃。役者を目指しながらしていた水商売のアルバイトで出会ったお客さんから「昼間の仕事で50~100万円稼げる仕事がある」と言われ、欲に目がくらんでしまう。金融の仕事と聞いていたが、ふたを開けてみたら「融資保証金詐欺」だったようで、自分がリーダー格となっていた頃の最高月収は約2000万円あったと明かす。盛山が当時の罪悪感について質問すると「全くない」と即答。しかし「お金を受け取る瞬間だけは気持ち悪いくらいゾワッとする嫌な感覚があった」と話した。

逮捕されたのは35歳、警察が詐欺事務所に突入してきた瞬間の様子も詳しく話す。「ようやくこれで詐欺をやめられる」というホッとした気持ちもあったが、妻子のある身で「このあと俺どうなるんだろうな」という不安に襲われたという。妻や相手の両親にも職業などを偽っており「人生は全部嘘で塗り固められていた」と当時を振り返った。

その他、吉本新喜劇すっちー座長公演の裏側に密着した「吉本新喜劇ができるまで」や「心霊廃墟に泊まったら色々出たよ」のコーナーが初回放送を盛り上げた。

次回は4月25日に放送。アインシュタインが出演する。

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