周りは全員裏切り者!?愛する夫の本性とは――稲森いずみ主演『夫婦が壊れるとき』スタート

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稲森いずみが主演を務める金曜ドラマDEEP『夫婦が壊れるとき』(日本テレビほか、毎週金曜24:30〜)が、4月7日にスタートする。

イギリスで各賞を総なめしたドラマ『女医フォスター 夫の情事、私の決断』(原題「Doctor Foster」)を原作とし、韓国リメイク版『夫婦の世界』は韓国ケーブルドラマ史上最高視聴率28.4%を記録するなど、世界が熱狂した傑作の日本オリジナル版として注目を集める本作。今春、日本テレビが新設した、大人がハマる沼ドラマ「金曜ドラマDEEP」枠の第1弾作品としても期待が高まっている。

初回放送に先駆け、記者会見が行われ、真壁陽子役の稲森、真壁昂太役の吉沢悠、佐倉理央役の優希美青が、日本オリジナル版に出演するにあたっての心境や、『夫婦が壊れるとき』ならではの見どころを会見で明かした。

冒頭、世界的ヒット作の日本オリジナル版主演にあたり、「プレッシャーを糧に演じたい」と述べた稲森。「日本の女性が、日本の生活風土の中でどう感じ、どう行動していくのかを考えて感じて演じたい」と語ると、吉沢も「陽子には、稲森さんだからこそ出せる“耐え忍び”を感じる」と、稲森が演じるからこそのヒロインの魅力を表現した。

吉沢は、昂太について「理解するのは苦しい」と正直に発言。脚本に惹かれオファーを受けたものの、各国版で話題となった「最低最悪の不倫夫」を演じる苦労を明かした。衣装合わせの際に「昂太の裏設定」を配布され、プロデューサーを交えて役について話し合ったという吉沢。理央への「説き伏せるくらいのキス」も必見だ。

優希も、ともすれば「ただの嫌な女」になりかねない理央を演じるにあたり、「昂太に『理央には俺がついていなきゃ』と思わせる瞬間があったほうがいい」と、監督から助言を受けたという。「昂太を自分のものにしたい、その根本にある純粋さと若さゆえの危うさを大切にしたい」と、役と向き合っている。

最後に「傷つきながらも手を抜かず、復讐していくヒロインが狂気的だけれど魅力的。ここまでに至る女性の気持ちは共感できるので、心情を丁寧に演じたい」と稲森。「視聴者の方が、自分ではできないような復讐を私を通して経験して、爽快感を味わってほしい」と見どころを語った。

吉沢は本作が「金曜ドラマDEEP」の立ち上げ第1弾作品であること、世界的ヒット作ゆえ結末を知る視聴者も多いであろうことに触れ「期待と不安があるなかで『この枠、面白い』と言われるドラマにしたい」と頼もしく語り、「陽子がどんな決断を下すのか。最後まで見ていただければ、それこそが見どころだと思う」と締めくくった。

<第1話あらすじ>
陽風台クリニックの副院長を務める内科医・真壁陽子(稲森)は、夫と息子と3人で、誰もがうらやむ幸せな家庭を築いている。陽子自身の美貌と名声もさることながら、同い年の夫・昂太(吉沢)は映像制作会社を経営し、若々しいルックスに優しい性格、ベッドの中でも結婚当初と変わらず陽子を愛してくれる。小学生になる息子・凪(宮本琉成)も明るく素直に育ち、自分の人生は完璧……そう陽子は思っていた、昂太が札幌出張から帰って来るまでは――。

その日、陽子は朝から胸騒ぎを覚える。札幌出張から戻った昂太が女性用のリップクリームを持っていて、昂太のマフラーに自分のものとは明らかに違う色の長い毛が付いていたからだ。まさか女……? 気が気でない陽子は、長い毛の女を一日中意識してしまう。陽子の患者で最近レストランをオープンした佐倉美南(七瀬なつみ)、昂太の部下でシングルマザーの松井彩(黒澤はるか)、家族ぐるみで仲良くしている絵画教室の先生・加集朋美(安藤聖)もマフラーに付いていた色と同じで長い毛だ。中でも朋美は昂太と同じリップも持っている。

翌日、同僚で親友の相沢佳奈子(内田慈)は「考えすぎじゃない?」となだめてくれるが、不安でたまらない陽子は、夕方、診察を早めに切り上げ、会社帰りの昂太の後をつける。 

仕事も……家庭も……今まで完璧だと思っていた世界は全てウソにまみれていた――。

周りは全員、裏切り者!? 愛する夫の本性を知った時、女の愛憎渦巻く復讐劇が始まる!

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