とろサーモン(久保田かずのぶ、村田秀亮)が冠MCを務める『とろサーモンのクズメンタリー』(KBC)が、3月24日に放送。酒が入ると殴るケンカもしてしまう、方言が可愛いクールビューティのクズが紹介された。
今回の「クズ」は、田川市のラウンジで働くKさん。18歳の時に、母親の勧めで、水商売デビューして9年目、今では煙草片手にビールをあおる姿にも貫禄が現れている。
Kさんは、自らを「クズ」と自認しており、酒癖が悪く「ぶちくらす(殴る)ケンカ」もしでかすそう。エピソードを披露している最中も、すでに酒が回っており「かかってこいや、久保田!」と久保田に指を立て、ケンカを売って見せた。
自分の意思ではなく始めた水商売だが、将来の事を尋ねると「これからもずっとそうしていくと思う。だって、自分にできることがこれしかないき」とポツリ。「思った通りの人生ではないけど、ギャーギャー言ってもしょうがないですしね」と少し寂しそうに答えた。
そして、水商売を勧めてきた母親との複雑な親子関係を明かしてくれた。それでも、23歳の誕生日に母親からもらったという手紙は、いつでも見られるところに飾られてあり、少し喉を詰まらせながら、読み聞かせてくれた。
翌日、出勤前のKさん自宅を訪ねると、酔っぱらっていた前日とは打って変わり、言葉遣いも丁寧で、恥ずかしそうに会話をする。Kさんは、本来「人と喋るのも緊張する」という自称“コミュ障”で、円滑なコミュニケーションのためにお酒を飲んでいるのだと明かした。
1時間後、“柴咲コウ”風に身なりを整えたKさん。出勤すると、お客さんとのコミュニケーションのために、アイスペールの中に直にシャンパンを注ぎ、両手で抱えながらあおっていた。