外に置いてもいいか?200万円で譲り受けた「木内克のブロンズ像」衝撃の鑑定が!

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外に置いてもいいか?200万円で譲り受けた「木内克のブロンズ像」衝撃の鑑定が!
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3月14日に放送された『開運!なんでも鑑定団』(テレビ東京系、毎週火曜20:54~)に廃業したホテルのロビーに飾られていた「木内克のブロンズ像」が登場した。

今回の依頼品は茨城県出身の彫刻家である木内のブロンズ像で、依頼人は茨城県にある生活介護施設の代表取締役会長を務める男性。彫刻作りが趣味である依頼人は12年前、彫刻仲間から依頼品のブロンズ像を買わないかと話を持ちかけられた。それはもともと宮城県のホテルのロビーに飾られていたものであったが、東日本大震災の影響でホテル経営が難しくなり、持ち主の方は「作者のふるさとにお返ししたい」と考えたそう。素晴らしい作品だったので一目で買うことに決めた依頼人。屋外に設置すべく台座を作ったが、外に置いてもいいのか心配になってきたので鑑定をお願いした。結果を聞いて、どこに置くかを判断したいという。

依頼品の高さは台座を含めると186cm。その存在感に「うわっ」「え~っ!」と圧倒されるスタジオメンバー。今は施設のロビーに飾っているというが、MC・福澤朗から「職員の皆さんの反響はいかがですか?」と聞かれると、依頼者は「あんまり、あの……」と答えを濁す。本人評価額は購入金額である200万円を提示した。

鑑定結果を聞いた一同は驚き、「すごい、すごい!」と拍手が起こる。鑑定士の大熊敏之は「状態が非常によろしいです」「木内の傑作である」と依頼品を絶賛。昭和37年に第5回現代日本美術展で優秀賞をとった作品であり、鋳造されているのは複数体あるが屋外に置かれているため腐食や緑青の進行が進んでいると説明した。依頼品は状態がいいものなので、大熊は「屋外に設置されることはお勧めしません」「これは人間賛歌の作品ですから、ぜひ施設で明るい希望のシンボルとして展示し続けてもらいたい」と依頼人に伝えた。

次回は3月21日に「10分拡大SP」を放送。「奇想の天才絵師のお宝」が登場する。

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