3月4日に放送されたアニメ『クレヨンしんちゃん』（テレビ朝日系、毎週土曜16:30～）に、2008年の初登場以来、ファンから圧倒的な支持を集めたミステリアスな女の子・しんこちゃんが13年ぶりに登場した。
1992年の放送開始以来、世代を超えた人気者としてお茶の間で愛され続ける同アニメ。“土曜日夕方の顔”としてすっかり定着し、しんちゃんの痛快ぶりは放送から30年以上経つ現在も、ますますパワーアップしている。
今回、放送されたのは、「帰ってきたしんこちゃんだゾ」。みさえの妹であるカメラマン・むさえが思うような結果が出ずに河川敷で落ち込んでいると、雨雲とともにいつの間にか、しんこちゃんが現れて……。その後、むさえは野原家に移動するが、なんとそこには、しんのすけ、ひまわりと仲睦まじく遊ぶしんこちゃんの姿が！ 今回もお決まりの台詞「それは個人情報ですから」とプロフィールの多くを語らず、13年経った今も相変わらずのミステリアスさで、みさえ、むさえら大人を翻弄する。
そんな、しんこちゃんだが、実は昨年、番組公式HPで行われた『クレヨンしんちゃん』に登場する個性の強いサブキャラ（＝おなかまたち）の人気上位を決定する夢の企画「クレヨンしんちゃん おなかま総選挙」には不出馬。しかしながら、熱心なコアファンの票を獲得し、なんと自由投票で1000票以上を集める快挙を達成した。
投票したファンは「しんこちゃんは謎に包まれた子でとても印象に残っているキャラクター。大好きです！」「また再登場してほしい」「正体もずっと気になっています」「また会いたいな！」といった熱い思いが。まさに多くのファンが首を長くして待ち望んだ、しんこちゃんの13年ぶりの再登場となる。
さらに民放公式テレビ配信サービス「TVer」では、2008年に衝撃の初登場をはたしたエピソード「謎のしんこちゃんだゾ」、何もかもうまくいかず、落ち込み気味のひろしとの不思議な交流が描かれる「またしんこちゃんだゾ」、突然、幼稚園にやって来てネネちゃんたちとリアルおままごとやお絵描きを楽しむ「またまたしんこちゃんだゾ」、ひまわりは野原家の子供ではないのでは？ と言い出し、しんのすけと一緒にその真相を探る「さいごの？ しんこちゃんだゾ」ほか、「しんこちゃんたびたびだゾ」「仲良くして！ だゾ」「しんこちゃんまたまた！ だゾ」の、しんこちゃんの登場回計4作品を期間限定で配信中だ（３月11日（土）23:59まで）。
