命か?才能か?美村里江演じる天才彫刻家の決断に「壮絶」「考えさせられた」

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命か?才能か?美村里江演じる天才彫刻家の決断に「壮絶」「考えさせられた」

妻夫木聡が主演を務める日曜劇場『Get Ready!』(TBS系、毎週日曜21:00~)の第4話が、1月29日に放送。美村里江が演じた天才彫刻家・古賀洋子の決断に、ネット上で反響が寄せられた(以下、ネタバレが含まれます)。

小脳腫瘍で余命半年と診断された洋子は「なんとしても完成させたい」と、恋人でマネージャーを務める倉木恵一郎(青柳翔)の制止を振り切り、最後の作品づくりに没頭。そんな洋子に、ジョーカー(藤原竜也)は「脳腫瘍を取り除くことができます」とオペを持ちかける。

交渉が成立して喜ぶジョーカーだったが、エース(妻夫木)が洋子にあることを伝えたことで、話は振り出しに。洋子は脳腫瘍が原因で5年前に後天性サヴァン症候群を発症しており、彫刻家としての突出した才能はすべて脳腫瘍によるものだった。エースは洋子に対し、「腫瘍を取れば失われる。命は助かるが、あんたの才能は消える。命か才能か、あんたが生きる価値を選んでくれ」と問いかける。

苦悩する洋子に、クイーン(松下奈緒)は、かつて同じようにエースから人生の選択を迫られたことを告げ、自分の過去を話し出す。大手ジュエリーメーカーで精巧な人工ダイヤの研究をしていたクイーンは、裏社会から命を狙われる中でエースと出会い、過去や名前を捨てて生きる道を選択。クイーンはエースに顔を変えてもらい、訓練を受けて、オペナースとしての人生を歩むことになる。

考えた末、洋子はついに答えを出す。それは、最期まで彫刻家であり続けることだった。エースは洋子の小脳の一部のみを切除。一時的に神経と視野の症状が回復した洋子は、再び彫刻刀を握り、作品づくりを再開する。

洋子の決断に、ネット上では「考えさせられた」「壮絶なものだった」「難しい選択」などのコメントが寄せられた。

次回、第5話は2月5日に放送。エースは、若年性アルツハイマーの女性と、その夫に出会う。

なお、現在TVerでは、第1話~第4話が配信中だ。

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