バカリズム、1時間のドラマが5分のネタ作りより楽な理由「ドラマはごまかしが効く」

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バカリズム、1時間のドラマが5分のネタ作りより楽な理由「ドラマはごまかしが効く」
「あちこちオードリー」を見る

バカリズムが、1月25日に放送された『あちこちオードリー 〜春日の店あいてますよ?〜』(テレビ東京系、毎週水曜23:06~)に出演。ドラマの脚本作りとお笑いのネタ作りの違いから、“笑い”の生みの苦しみについて言及する場面があった。

MCの若林正恭オードリー)が「(作り手の感覚として)ドラマとネタって違うんですか? 壁に当たる時ってあるんですか?」と尋ねると、バカリズムは「全然ありますよ」と即答し、「でも、ライブとかのネタと違って考えるのが一人じゃないから。相談もできるから。みんなで作るから。監督もいるし、プロデューサーもいるし」と明かす。その一方で、お笑いのネタについては「全部自分で調べて考えるしかないから。(脚本は)ネタに比べれば全然楽。1時間のドラマを作るよりも、5分の面白いネタを作る方がよっぽど難しい」と持論を展開する。

若林が「打ち込む量はドラマの方が多いですよね?」と掘り下げると、バカリズムは「打ち込む量は多いんだけど、例えばコメディだったとしたら、1時間だからチャンスがめちゃめちゃあるんです。笑いをとるチャンスが。(ネタは)5分って限られた中で詰め込んで成立させなきゃいけないから」と語り、「しかも、ドラマは見ている人って自分たちの目の届かないところにいるじゃないですか。でも、ネタってハッキリそこで結果が出るでしょ。だから、こっち(ネタ)の方がよっぽどプレッシャーだし、難しい」とコメント。続けて「ドラマっていろいろごまかしが効くじゃないですか? みんなの責任だから」とぶっちゃけ、若林を笑わせた。

また、2007年から毎年続けている単独ライブについて「正直、全然やりたくないんですよ」と漏らし、やめない理由として「まだやってる人がいるから。同世代で。単独ライブを自分がやめた後、東京03さんとかバナナマンさんがやってた時に、まぶしくて見えないと思う」と打ち明けていた。

次回は2月1日に放送。今田耕司西野未姫が出演する。

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