山崎育三郎、共演・戸塚純貴の意外な一面を告白「涙を流しながら…」

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山崎育三郎が主演を務める『リエゾン-こどものこころ診療所-』(テレビ朝日系、1月20日スタート、毎週23:15~※一部地域で放送時間が異なる)のトーク取材会がドラマの舞台となる「さやま・こどもクリニック」のロケ地にて行われ、山崎をはじめ、松本穂香栗山千明が登壇した。

ただでさえ多くの人が生きづらさを感じる現代で、不得意なことがあったり、時に周りを困らせてしまったりする特性を持つ発達障害=凸凹(でこぼこ)を抱えていたら――。郊外の児童精神科クリニックを舞台に、自らも凸凹を抱える院長・佐山卓(山崎)と研修医・遠野志保(松本)のコンビが、様々な生きづらさを抱える子供とその家族に真っすぐ向き合い、寄り添っていく姿を描く感動の医療ヒューマンドラマ。

周囲を自然に囲まれたクリニックのロケ現場で行われた今回の取材会。山崎は「やっぱり気持ちがいいですね!」とこの場所がお気に入りのようだが、開始早々“匂い”の心配を。実は前日に山崎が撮影現場にラーメン屋台の差し入れをしてキャスト&スタッフ皆がその場所でラーメンを堪能し、その時は匂いが充満していたのだとか! そんな山崎の心配をよそに、松本は「最高でした、美味しかったです!」と言うと、栗山も「寒い時期に身に染みました」と思い出しながら幸せそうに語った。このエピソードからも伝わるように、現場では早くも座長・山崎を中心に、いいチームワークが出来上がっている様子。

撮影の合間には山崎がセット内にあるピアノを弾いて遊んでいると、訪問看護士・川島雅紀役の戸塚純貴がそれを伴奏に歌うこともあるそうで、先日は「『ドライフラワー』を、涙を流しながら熱唱してくれました(笑)」と明かした。その山崎のピアノの腕前は松本も栗山も「すごいですよ!」と感動しきりの一方で、山崎は「弾くのが当たり前になってきているので、最近は僕がピアノを弾いていても誰も聴いていないです。すっかりBGMになっています(笑)」と寂しそうに語っていた。

その和気あいあいとした現場に輪をかけて盛り上げてくれるのが、子供キャストたちの存在だそうで、山崎は「子供たちが大好きなので、その存在に癒やされています。この間はすごく面白い子がいて、穂香ちゃんはツボに入っていました(笑)」と言い、子供たちが現場に笑顔を生む一方で、「でも、日本を代表する子役たちが集まっており、子供たちのお芝居に心を動かされます」と言うと、栗山も「ものすごくプロフェッショナルなお仕事をされていて、感心するばかりです」と、撮影現場で日々驚かされるそう。

トーク取材会では、フリップトークも行われ、幸せを呼ぶうさぎ年にちなんで「最近幸せを感じたことは?」や、「2023年にチャレンジしたいことは?」「あなたにとっての癒やしは?」などの質問に、山崎、松本、栗山がそれぞれフリップで回答。先日、2022年12月に第3子が誕生した山崎は、「癒やし」の質問に対し、「赤ちゃんはまだミルクしか飲んでいないので、口の匂いがたまらなくて、ずっと嗅いでいます。なんとも言えない甘い、優しい香りがするんです。それが今一番癒やされますね」とメロメロの表情で明かした。

さらに山崎は、最近感じた幸せには「絵本」と答え、「自分の子供たちに絵本を読んでいる時に感動して読みながら泣いてしまったのですが、両サイドを見たら子供2人も泣いていたんです。その時に幸せを感じて思わず2人を抱きしめました」と、心温まるエピソードを披露。撮影現場でも自宅でも子供に囲まれて幸せいっぱいの山崎の一方、松本は「(遠野)志保を演じている時」、栗山は「チーム『リエゾン』との出会い」に幸せを感じたと言い、作品の温かさや、撮影現場で感じる温かさに日々喜びを感じているそう。さらに、フリップトークでは山崎の「始球式にチャレンジしたい」という熱い思いが明かされたり、インドア派の松本の「アクティブ」チャレンジ宣言が飛び出したり、栗山の大好きな「お酒」にまつわるエピソードなどが続々と明かされ、場内は笑いと驚きが絶えず終始大盛りあがり。

トーク取材会の終了後には、山崎と松本の案内で「さやま・こどもクリニック」のセット見学ツアーも開催された。原作のイメージを、そのままリアルに再現したかのようなクリニックの内部は、シンプルながらも木の温もりが全体を包みこむ。待合室やカウンセリングルーム、診察室がある1階から、佐山の住居兼スタッフルームの2階まで案内する山崎と松本は、小物や空間へのこだわりを丁寧に説明。

そんな中、山崎が佐山の得意なチェロやその横にあるピアノの紹介をしていると、松本の「弾いていただけるんですか?」という振りで、急きょ山崎がピアノを披露することに! その見事な演奏に、松本はもちろん取材陣もうっとり&拍手喝采だった。

そんな「さやま・こどもクリニック」はさまざまな悩みを抱える子供やその家族を迎える場所であり、佐山や志保たちクリニックのメンバーが多くの時間を過ごす場所であり、小物や空間など、その一つひとつに思いが込もったこだわりが満載となっているので、物語とともに注目したい。

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