伊野尾慧、Hey! Say! JUMPに入れたことに“運”も関係?『ダ・カーポしませんか?』

公開:

秋元康さんが企画・原作・脚本を務める完全オリジナルドラマ『ダ・カーポしませんか?』(テレビ東京系、毎週月曜23:06~)が、1月16日よりスタート。また、民放公式テレビ配信サービス「TVer」にて無料リアルタイム配信されます。

本作では、運命をかけた殺人ゲームが展開。多重債務者の8人の男女が休業中のとあるホテルに集められ、人生の一発逆転を懸けた“くじ引き”に挑んでいく姿が描かれます。果たして、最後まで生き残り人生をやり直すのは誰なのでしょうか?

この度、殺人ゲームに挑むメンバーの1人、真澄太一役の伊野尾慧さん(Hey! Say! JUMP)にインタビュー。殺人ゲームに参加することになったら生き残る自信はあるか、困難に直面した際にどう乗り越えるかなど、劇中の展開を伊野尾さん自身にあてはめて答えていただきました。

秋元康の脚本にワクワク「“視聴者を惹きこむ力”が強い」

――台本を読んで、本作に対してどんな印象を持ちましたか?

秋元さんが書いた作品は、ドラマだけでなく楽曲、バラエティなども含めて“視聴者を惹きこむ力”が強いと思います。僕自身も、今作の台本を読んでいて惹きこまれました。まず、殺人ゲームというテーマが斬新ですよね。ドラマじゃないと参加できない世界ですから、なかなかできない体験ができると思い、ワクワクした気持ちになりました。

――真澄太一がどういう役なのか、放送まで伏せられた状態となっています。一体どんなキャラクターなのでしょうか?

実は僕もなんとなくの設定しか知らされていないんです。そもそも台本もまだ3話までしか出ていなくて、この先どうなっていくのか全くわからない。また、今知らされている設定通りのキャラクターなのかもわからないので、演じるのが難しいと思いつつ、自由に楽しみながら演じさせてもらっています。

――殺人ゲームがテーマとなっていますが、現場の雰囲気も物々しい感じなのでしょうか。

いえ、まったく! 世代が結構バラバラなのですが、和気あいあいとやっています。武田鉄矢さん(二宮辰之助役)が『七人の侍』の話をしているのをみんなで聞いたり、「次は誰が死ぬんじゃないか?」という予想合戦をしたり。誰がどんな形で死ぬのか、最後に2人になったらどうなるのかなど、他の方々も台本の先が気になっているみたいですね。

伊野尾慧は運が良い?「Hey! Say! JUMPに入って活動できている」

――本作ではキャラクターたちが人生の一発逆転をかけて、殺人ゲームに挑んでいきます。伊野尾さん自身がこれまでの経験の中で困難を乗り越えたエピソードがあれば教えてください。

基本的に、苦しかったり悲しかったりしたことは忘れるようにしているので、あんまり覚えていません(笑)。ただ、今「大変だったな」と思い出せるのは、大学生の時。毎日満員電車に乗って学校に行って、提出物を出して、帰って〆切があるものを仕上げて……。「絶対に卒業しなきゃ」と思っていたので、すごくハードな日々を送っていました。そんなハードな時間があったからこそ、今どんなに仕事が忙しくなったとしても「大学の時の方が大変だった」と思って乗り越えられています。

――では、ご自身が殺人ゲームに参加することになった時、勝ち抜ける自信はありますか?

ないです(笑)。そもそも、参加できないと思う……。

――もし勝ち抜いて大金を手にしたとしたら、何に使いますか?

そんなあぶく銭、競馬で一点買いですよ! ギャンブルでもっと増やしてやります!

――(笑)。くじ引きで当たり引いたことは?

小学生の時に、スーパーの福引に当たったことがあります。スケートの無料券が当たったので、家族で滑りに行きました。

――運が良いんですね。

どうなんでしょう……。ですが、今こうやってHey! Say! JUMPに入って活動できていることがある種、運も関係していると思うので、僕は運が良いんだと思ってこれからも頑張って活動していきます。
(取材・文:米田果織)

<第1話あらすじ>
会社で首を吊ろうとしていたサラリーマン・真澄太一(伊野尾慧/Hey! Say! JUMP)、ビルの屋上から飛び降りようとしていた大田原善弥(マキタスポーツ)、灯油を頭からかぶり火を付けようとしていた四門英治(迫田孝也)、車で練炭自殺を図ろうとしていた前山恵理子(平田敦子)、駅のホームから接近する電車に飛び込もうとしていた三橋愛菜(小林涼子)、薬を大量摂取し病院に運び込まれた高校生・櫻木駒希(長谷川百々花)、カジノバーで自らのこめかみに銃口を当てていた稲葉忠康(杉本哲太)、バスタブでリストカットをしようとしていた南雲洋子(観月ありさ)――。

職業も年齢もバラバラな、今まさに命を絶とうとしている8人の前に、突然謎の男・二宮辰之助(武田鉄矢)が現れ、自殺を制止した。

後日休業中のホテルに集められた8人は、二宮から、全員が借金で首が回らず自殺を図ろうとした多重債務者で、この集いの主催者は、国内外に不動産を多く所有し、金融関係でも謎の会長“ミスターX”だと説明した……。

画像ギャラリー

PICK UP