トリンドル玲奈の“食いしん坊ぶり”を鈴木仁が暴露!?「カットがかかった瞬間に…」

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10月6日スタートのドラマ24『今夜すきやきだよ』(テレビ東京系、毎週金曜24:12~)のオンライン記者会見が行われ、ダブル主演を務める蓮佛美沙子トリンドル玲奈をはじめ、鈴木仁三河悠冴が出席した。

本作は、第26回手塚治虫文化賞新生賞を受賞した谷口菜津子の人気コミックを映像化。恋愛体質な太田あいこ(蓮佛)と、恋愛感情を抱かないアロマンティックの浅野ともこ(トリンドル)の共同生活を通して、ジェンダーロールや、婚姻制度、セクシュアリティにまつわる生きづらさへ立ち向かう姿を、おいしいお家ご飯とともに描く。

「新しく始まった2023年に心地よい風穴を空けてくれる作品になっていると思います」と挨拶した蓮佛は、印象に残っているシーンについて「とにかく食べるシーンが多くて。中でも今日の四人で食べるシーンが中盤にあるんですけど、コロナ禍以降みんなでワイワイということが減ったからか、大好きな人たちと美味しいご飯を食べてるってなんて幸せな時間なんだろうと思って」とコメント。

他の三人も食のシーンは印象が強いようで三河が「牛すじ肉まんがめっちゃ美味しくて。シーンに関係なく思いっきり食べちゃって、台詞喋れなくなったりして」と語ると、「それはあるある。美味しくて一口がおっきくなっちゃうんですよ」とトリンドル。さらにトリンドルが「どれだけたくさん食べられるかをいつも考えてる」と続けると、鈴木から「たまにカットがかかった瞬間に、口に入れてますよね」と暴露され、大笑い。

またプライベートの食エピソードについて聞かれた鈴木は、「12月にひとりで火鍋しました」と報告。ふだんから料理研究家・リュウジなどのYouTubeを見て料理を作るのが好きだそうで、「鍋食いたいなぁ。辛いの食いたいけど、キムチじゃないなと思って」とスパイスの購入から始めた火鍋作りについて語った。

一方、料理をまったくしないという三河は「ドラマの影響で1月5日に炊飯器を買った」と明かし、一番作りたい料理は「参鶏湯」と回答。これにはトリンドルが「結構難しいやつ! それはすごい、がんばって」とエールを送るも、蓮佛から「興味ないでしょ」とツッコミが入り、三河も「テキトーじゃないですか」と不満をこぼすなど、終始楽しそうなキャスト陣。

さらに、“ご褒美飯”について聞かれた蓮佛が「ふだん控えてるジャンクフード。年内の撮影が終わった時は、お家に帰ってひとりでピザパーティーしました」と語ると、「意外だなぁ」と鈴木。蓮佛が「意外? ひとりでピザとポテトとナゲットと」と続けると、鈴木は「マジっすか」とさらに驚いた様子。そんな中、三河が「何か見ながら?」と尋ねると、蓮佛は「そこ?」と笑顔を見せ、「家族と電話しながら食べてた」と振り返った。

またトリンドルは「れんちゃんが(12月)29日に『このあとハンバーガー食べる』ってずっと言ってて。私はその日も、31日もハンバーガーを食べた。ピザも食べた」と笑い、「あの日、ヘアメイクさんとかスタイリストさんも、絶対どこかでハンバーガーを食べてると思う」と、常に食べ物の情報共有をしている現場の様子を明かす一幕も。

その後も“ご褒美飯”トークは続き、鈴木は「絶対に寿司です。しめ鯖、鯛、ひらめとか大好き」、三河は「家の近くの中華屋さんのトマトチャーハン。トマトを角切りにしたやつが入ってて、めっちゃ美味しいんですよ」とそれぞれ打ち明けた。

劇中では正反対の性格のあいことともこを演じる蓮佛とトリンドルだが、実際の二人の性格は役柄と逆なのだとか。トリンドルは「ともこはあまり感情を表に出さないんですけど、私はどちらかというと感情を表に出すタイプなので、必死に隠しながら(笑)、それが新鮮ですごく心地良い」とにっこり。

さらに、アロマンティックの役柄を演じることについて「恋愛する人もいれば、しない人もいる。仕方もそれぞれみんな違うと思うので、何が正しいということもないし、このドラマを通して恋愛感情を持たないセクシャリティの人もいるんだということを、自然とみなさんに知っていただけたら嬉しい」と意気込んだ。

最後に蓮佛は、「その人がその人らしく、自分らしく誰かと一緒に生きていけるって本当に尊くて素敵なことなんだなと、撮影すればするほど自分自身があいこを通してより強く感じるようになった」としみじみ。「ふだんはそんなことないのに、セッティング中に急に泣きそうになることがあって。それくらい、自分らしくその場にいられる、大好きな人と一緒にご飯が食べられるって本当に素敵なこと。それは画に出てると思うので、感じてもらえたら」と呼びかけ、締めくくった。

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