『silent』脚本家・生方美久が明かしたこだわり「ラブストーリーを描きたいと思わない」

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『silent』脚本家・生方美久が明かしたこだわり「ラブストーリーを描きたいと思わない」
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ドラマ『silent』(フジテレビ系、毎週木曜22:00~)の脚本・生方美久、プロデューサー・村瀬健、監督・風間太樹が、12月18日に放送された『ボクらの時代』(フジテレビ系、毎週日曜7:00~)に出演。12月22日(木)の最終話を前に、3人から作品作りに対する考え方やこだわりなどが明かされた。

生方が『silent』でこだわった点は2つあり、1つ目は「恋愛だけは描かない」ことだった。「ラブストーリー自体にぶっちゃけ興味がなく、描きたいと思うことがない。11話描くなら、メイン2人の恋愛だけはもったいない」という思いから。そして2つ目は“当て馬”を作らないこと。恋愛ドラマを見ていても「恋が実らない子が“当て馬”で『かわいそう』というのは何か違う」と抵抗感を感じてしまうため、『silent』では“当て馬”を作らないようにしたのだそう。

村瀬からの「脚本を作る時、実体験を盛り込んでいるか?」という質問には「恋愛の実体験は全くないです」とキッパリ。一方で青羽紬(川口春奈)や佐倉想(目黒蓮Snow Man)らキャラクターのパーソナリティの部分は過去の実体験や考えの要素を当て込んでいると明かした。

そんな3人が一番好きな放送回は第5話で一致。村瀬は同ドラマがヒットした要因をよく聞かれるというが「正直わからない」と前置きした上で、「今回1個あるのは自分が惚れた新人・生方美久と風間太樹っていう、新人ではないけどゴールデン・プライムは撮ったことがないっていう若い人の力、まだ世に出きってない2人の才能をMAX生かすっていうのをやりたいと思ったの。あの第5話というのはそれが最たるものだと思う」と語った。

最後に生方は「言いたいことがひとつある!」と挙手。前日、同番組に出演する大きなメリットに気が付き、俄然やる気が出たと言う。果たして、そのメリットとは?

次回は12月25日に放送。神谷浩史上坂すみれ宮野真守が出演する。

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