長澤まさみ“恵那”、無力な自分に気づかされ再び心身のバランスを崩す

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長澤まさみが主演を務める連続ドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』(カンテレ・フジテレビ系、毎週月曜22:00~)の第9話が12月19日に放送、及び、民放公式テレビ配信サービス「TVer」にて無料リアルタイム配信される。

本作は、スキャンダルによって落ち目となったアナウンサー・浅川恵那(長澤)と、バラエティ番組の若手ディレクター・岸本拓朗(眞栄田郷敦)が、10代の女性が連続して殺された事件の冤罪疑惑を追う中で、一度は失った“自分の価値”を取り戻していく姿を描く社会派エンターテインメントドラマ。

先週放送された第8話は、拓朗が副総理の大門雄二(山路和弘)と本城建託のつながりを突き止め、商店街で出会った謎の男(永山瑛太)の正体は、地元の有力者である本城建託の長男・彰だということを突き止める。恵那のいる『ニュース8』にスクープを持ち込むが、番組ディレクターの滝川雄大(三浦貴大)から放送はできない、後追いならできると言い渡されてしまい……。

<第9話あらすじ>
DNA鑑定の結果をもってしても、本城彰(永山)が真犯人である事実は公にすることが許されず、行き場のない憤りを抱えた岸本拓朗(眞栄田)は、さらに、刑事の平川勉(安井順平)を脅迫した疑いで会社を解雇されてしまう。この一件で、背後に真実を闇に葬ろうとする巨大な力を感じた浅川恵那(長澤)は、なすすべもない無力な自分に気づかされ、再び心身のバランスを崩していく――。

一方、大門雄二副総理(山路)の娘婿で秘書の大門亨(迫田孝也)に接触を図った村井喬一(岡部たかし)は、拓朗にジャーナリストを名乗らせ、亨と引き合わせる。村井によると、亨は真面目で正義感が強く、決して政治家の秘書に向いているとはいえない男。実際、過去には村井の力を借りて大門の告発を試みたこともあるという。結局、最後は権力と忖度に屈したという当時の話を聞いた拓朗は、志こそ違えど、村井も今の自分と同じように、目の前にある真実を握りつぶされたことがあると知り、驚く。

そして、自分はこのまま終わらせるわけにはいかないと、本城逮捕の最大の壁である大門を排除する作戦に打って出る。亨もまた、いずれ大門の右腕となるであろう斎藤正一(鈴木亮平)の存在が決め手となり、ある覚悟を決めていて……。

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