ダチョウ倶楽部&出川哲朗、“リアクション芸”を語る

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ハライチ澤部佑岩井勇気)、藤井貴彦(日本テレビアナウンサー)がMCを務める『いきざま大図鑑』(日本テレビ系※一部地域を除く)が、12月14日(水)19時から放送、及び民放公式テレビ配信サービス「TVer」にて無料リアルタイム配信される。

同番組は、今、そして、この年末に注目すべきの“いきざま”に迫り、そこから、現代をよりよく生きるためのヒントを紐解いていく新しいドキュメントSHOWのいきざまエンターテイメント。ハライチ、藤井アナのほか、泉谷しげる白洲迅佐藤栞里寺田心が出演する。

日本のバラエティ界に革新的な“リアクション芸人”の立場を確立したダチョウ倶楽部肥後克広寺門ジモン)と、盟友・出川哲朗が集合。どのように彼らのリアクション芸が生まれたのか、数々の“名物リアクション”が生まれた秘話と進化&成長の歴史を語り尽くす。

それを語る上で欠かせないのが、1989年にスタートした『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ』。爆破、スタント、宙吊りなどの過激な企画に数多くの芸人たちが体を張って挑戦し、お茶の間の人気を博したこの番組の優勝者は「翌日から『M-1』優勝並みにもてはやされた」と出川は言う。

その中で活躍していたダチョウ倶楽部は多くの芸人たち憧れの的になった。しかし肥後は「当時はトガってたから」と最初はリアクション芸を嫌がっていたことを告白。そんな彼らを変えたのは、番組MCのビートたけしとたけし軍団の会話の“盗み聞き”がきっかけだったという。結果を残したいと焦ったダチョウ俱楽部の御法度な行為に、出川も「普通は絶対あり得ない」と驚く。

そして、番組中で確立されていったのが、スタッフ・芸人が一丸となって作る「リアクション芸」。事故が起きないよう念入りに準備されたセットの中で、芸人がそれぞれの役割を演じて一つの笑いを生み出していったという。「フリがあってフリがあって、オチがあるから、みんなで1個の笑いを作る団体芸なんだって、この番組で教わった」と出川は振り返る。

そして、ピン芸人として戦ってきた出川が、あるとき『お笑いウルトラクイズ』で、ダチョウ倶楽部らが一丸となってやってくれた行動に「泣きそうになった」と感謝。肥後と寺門も「生死をかけてやってるから絆が生まれる」「戦友であり永遠のライバル」と出川を称える。

番組ではさらに、今ではあり得ない演出の詰まった『ウルトラクイズ』での衝撃的な出来事や上島竜兵さんの代名詞となった名物リアクションの誕生秘話など、リアクション芸人のいきざまが明らかになる。日本のお笑い界の歴史を変えた『お笑いウルトラクイズ』の貴重映像の数々も必見。

ロケ後、寺門は「リアクション芸がぼくらの日常だった」と振り返り、肥後は「『お笑いウルトラクイズ』には上島竜兵の人生がつまってる。どんな人生かわかんないけど(笑)」と語った。

そして、ロケに参加したハライチ澤部も、「命がけで笑いをとりにいった上島さんという人がいてそんな上島さんがリアクション芸を生みだしていった過程がみれます。一見、怖い、危ないという風にみえてしまうかもしれないけど、でている人はみんな好きでやっている。リアクション芸にあこがれてやっている。なんで、気にしないでとにかく楽しく見てほしい」とコメントした。

『お笑いウルトラクイズ』のロケの様子は、YouTubeの日テレ公式チャンネルで放送に先駆けて公開中。上島さんが笑い以上にこだわったお尻の美しさについての爆笑エピソードが語られている。

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