松本若菜、ブレイク前の不遇な時代を回顧し涙「腐ってたと思う」

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松本若菜、ブレイク前の不遇な時代を回顧し涙「腐ってたと思う」
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女優の松本若菜が、11月27日に放送された『情熱大陸』(MBS・TBS系、毎週日曜23:00~)に出演。自身の過去を振り返りながら、涙を流す場面があった。

鳥取県米子市出身の松本は、21歳のときに上京。その2年後に女優としてデビューするが、なかなかブレイクのきっかけがつかめず、2017年の映画『愚行録』で評価されるまでは、10年近く鳴かず飛ばずの日々を過ごしていたという。

現在38歳の松本は、今年放送された土屋太鳳主演のドラマ『やんごとなき一族』(フジテレビ系)で、主人公の義姉を演じてブレイク。いまや売れっ子として多忙な毎日を送っているが、数年前まではアルバイトが生活のメインになっており、人に職業を聞かれた際は「一応女優です」と答えていたのだとか。

このときの心情について、松本は「腐ってたと思う。だって家とバイトの行き来だったし、何のために私東京に出てきたんだっけ? とか思っていたし」と回顧。女優を辞めようと母親に相談したこともあったが、母親はそのことを追求せず、「わかった」としか言わなかったのだそう。

松本は「“わかった”がその時の私にはありがたかったですね」と、当時のことを思い返しながら瞳を潤ませる。そして、目頭を押さえながら、「その後かな、やっぱ帰るのやめようみたいな……」と明かした。

てらいなく自身の素の部分を見せる松本に、ネット上では「飾らない姿が心地良かった」「歯を食いしばって頑張るって本当に素敵」などのコメントが寄せられた。

次回12月4日は、仙台育英学園高校硬式野球部の監督を務める須江航が出演する。

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