『すずめの戸締まり』公開!新海誠監督の『君の名は。』や『天気の子』、初期作品などが一挙配信中

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『すずめの戸締まり』公開!新海誠監督の『君の名は。』や『天気の子』、初期作品などが一挙配信中

11月11日(金)より公開の劇場用長編アニメ『すずめの戸締まり』も話題の新海誠監督の過去作品が、FODで一挙配信中。日本中を感動の渦に巻き込んだヒット作から、初期の意欲先まで、珠玉の“新海ワールド”を堪能しよう。

2016年に公開された『君の名は。』は、高校生の男女が織りなす青春ファンタジーで、新海監督にとっては6作目の劇場用アニメになる。物語は、山深い田舎町で暮らす女子高校生の宮水三葉(CV.上白石萌音)と、東京の都心に住む男子高校生の立花瀧(CV.神木隆之介)の2人を中心に展開。ある日、お互いに体が入れ替わっていること気づいた三葉と瀧は、入れ替わる度に残されたメモを通してケンカしつつも、次第に打ち解けていく。しかし、ある日を境に突如として体が入れ替わらなくなり、自分の本当の気持ちに気づいた瀧は、三葉に会いに行こうと彼女の住む町を目指すのだった。

新海作品の代名詞でもある圧倒的な背景美術や意外性のあるストーリー、親しみの感じるキャラクター造形や丁寧な心理描写などによって、『君の名は。』は大ヒット。国内外における数々のアニメ関連の賞に輝き、配給元の東宝からは最終的な興行収入は250億円を突破したことが発表された。

新海監督とは初のタッグとなるRADWIMPSの音楽も高い評価を受け、挿入曲の「前前前世」はロングヒットを記録。RADWIMPSは最新作の『すずめの戸締まり』でも音楽を担当するなど、今や新海作品には欠かせない存在となっている。また、映画に登場した場所にも注目が集まり、ラストシーンの石段には多くのファンが“聖地巡礼”に訪れた。

社会現象を巻き起こした『君の名は。』によって、名実ともに日本アニメ界のトップランナーの1人となった新海監督は、2019年に『天気の子』を発表。離島を飛び出して東京に家出してきた高校1年生の森嶋帆高(CV.醍醐虎汰朗)と、祈るだけで空を晴れにする不思議な力を持つ天野陽菜(CV.森七菜)による“ボーイ・ミーツ・ガール”ストーリーは、前作に負けない高評価を獲得し、『君の名は。』で高まった観客の期待に、見事応えている。

大ヒットした2作の他にも、FODでは新海監督にとって初の劇場公開アニメとなる『ほしのこえ』、初の長編作品『雲のむこう、約束の場所』、短編3本からなる『秒速5センチメートル』、ファンタジー冒険活劇に挑戦した『星を追う子ども』、ファン人気の高い『言の葉の庭』なども配信中。新海監督にしか描けないこだわりの作品の数々に、身を浸してみてはいかがだろう。

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