超特急、モキュメンタリードラマで“自分役”に挑戦!『超特急、地球を救え。』

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超特急(カイ、リョウガ、タクヤ、ユーキ、タカシ、シューヤ、マサヒロ、アロハ、ハル)が主演を務めるモキュメンタリーSFドラマ『超特急、地球を救え。』(テレビ東京ほか、毎週火曜24:30~)が、9月6日より始まりました。

本作は、2022 年に結成 10 周年を迎え、8月8日には新たな 4 人のメンバーが加わり、総勢9人の「新体制」となったメインダンサー&バックボーカルグループ・超特急のメンバーたちが本音で話し合い、一つになっていく4日間を軸に描いたモキュメンタリーSFドラマ。「新体制」という壁と「地球の存続」という危機を超特急がどのように乗り越えるかが、モキュメンタリーとして描かれています。

この度、主演を務める超特急9名にインタビュー。ドラマ初出演のメンバーもいる中で、モキュメンタリー作品での“自分役”という難しい役柄を演じることについての苦悩。さらに、撮影を通じて感じた新メンバーの意外な一面、オリジナルメンバーの凄さなど、たっぷりと語っていただきました。

メンバーの思いが反映された台本も…“自分役”に大苦戦!?

――本作で皆さんが演じるのは“自分役”。最初にこの話を聞いた時、また演じてみていかがでしたか?

カイ:「自分って普段どうやってしゃべってたっけ?」など意外と考えることが多くて、すごく難しかったという印象です。僕に寄せた台詞などで台本を構成してくれてはいますが、実際は「この状況で自分はこんなこと言わないだろうな」と思うところもあって。そんな時、監督やプロデューサーさんに相談すると言いやすいように変更してくれたので、悩みながらもすごく楽しくやらせていただきました。

リョウガ:カイが言った通り、スタッフの皆さんがとても明るく優しい方ばかりで、とてもやりやすい環境でした。だから、たまに出来心でアドリブを入れてみたり(笑)。それをすんなり作品に取り入れてくださったので、そういった部分で自分の“らしさ”が出せて、それぞれ本人役に徹することができたんじゃないかと思います。

タクヤ:ドラマで自分を演じるとなると、恐らく「他者より良く見えられたい」と美化して演じてしまうと思うんです。だからこそ、自分のあまり良くない部分をあえて表現しようということを意識しながら演じました。

ユーキ:ドラマに出演するのが初めてだったので、色々新鮮に感じて、毎回すごく楽しく演じました。しかし緊張のせいで、自分役を演じているにも関わらず、自分を見失ってしまう時もあって……(笑)。NGを重ねてみんなに迷惑をかけてしまう時もあったのですが、経験を重ねれば重ねるほど作品に入り込み、自然に演じられるようになっていった気がしています。

タカシ:僕は普段、関西弁を使っているのですが、台本にも関西弁で台詞が書かれていてすごく新鮮に感じました。また、台本を読んで台詞とアドリブの塩梅や、どれだけ「どっちが本音なんやろうな?」と思わせられるかが大事だと思ったので、そこを意識して演じました。

シューヤ:僕にとってもドラマ出演は初めて。このドラマで僕のことを知ってくださる方もいると思うので、飾らずに今の自分を見ていただけるように、裏表なく演じました。是非このドラマを通じて、僕という人間を知っていただきたいです!

マサヒロ:8月に超特急の新メンバーとして加わり、いきなりドラマ出演という機会をいただいて驚いています。自分役を演じることも緊張しましたが、変に役を作らず、自然に演じられたのではないかと思います。

アロハ:僕は2~3年前まで俳優業をやっていたのですが、自分役を演じるのは初めてでした。「難しいな」と思いましたが、オリジナルメンバーの演技も盗みつつ、何度も演じることで、上手く自分役を掴めたと思います。

ハル:僕は、素の自分と作られた自分を演じ分ける場面がありました。その切り替えが難しかったのですが、ナチュラルにできたと思います。

――本作はモキュメンタリーということで、どれだけメンバーの意向や思いが反映されているのでしょうか?

ユーキ:そもそもドラマをやるにあたり、メンバー、プロデューサー、監督が揃って話し合う機会を何度も設けていただきました。今までの活動の中で「こんなことあった」「この時こんなことを思った」と念入りに伝えた上で台本を作ってくださったので、自然と僕たちの思いは物語の中にしっかりインプットされていると思います。

タクヤ:さらに、台本が出来上がっていても「こっちの方が良いんじゃないか?」と意見を伝えられる良い環境だったので、最終的には7稿くらいまで変更が加えられました。僕たちの意見を本当に大切にしてくださり、感謝しかありません。

新メンバーが感じた、オリジナルメンバーの「凄さ」とは

――タクヤさんは、7月クールに引き続きテレ東の連ドラ出演。自分1人と、メンバーがいるドラマの撮影現場に感覚の違いはありますか?

タクヤ:やはりメンバーがいると安心感がありますよね。役を演じて見えるメンバーの顔があり、超特急の活動とは違う視点からメンバーを見れたのは良い経験だと思いました。

――リョウガさんは「ゲストの皆さんを8号車(※)にしたい」とコメントされていましたが、実際の手ごたえはいかがでしょうか? ※「8号車」は超特急のファンの愛称

リョウガ:僕たちにとってキーとなる重要人物として出演し、超特急のためになる台詞を言ってくれるので、逆に僕たちがファンになっちゃいました(笑)。作戦は失敗ですね!

――オリジナルメンバーの皆さんが撮影を通して知った、新メンバーの意外な一面はありますか?

タクヤ:超特急の新メンバーになって、生活が目まぐるしく変わったと思うんです。この世界のことをまったく知らない子もいる中で、入ってすぐにドラマも決まったりして……。ですが、そんな環境にもすぐ適応して、仕事をこなしているのが感動的! 右も左もわからない状態でも、4人は物怖じせず堂々としていて「すげえな!」と思いました。

ユーキ:僕は「かわいいな~!」と思ったメンバーがいて。この現場の休憩で出されるお弁当がすごく美味しかったのですが、それをマー君(マサヒロ)が満面の笑みで、嬉しそうに食べているんですよ。毎回癒されていました(笑)。2つとか持って帰ったりしてたよね?

――マサヒロさん、お弁当はそんなに美味しかったですか?

マサヒロ:美味しかったでーす!(笑)。

――では新メンバーの皆さんは、撮影を通してオリジナルメンバーの「すごい!」と思ったところはありますか?

シューヤ:ドラマの撮影期間にライブやMVの撮影も入ったりして、正直スケジュールが詰まりすぎてかなり大変でした。オリジナルメンバーは新メンバーよりも過酷なスケジュールが組まれていたのですが、疲れたと言いつつ、次の日は何もない顔で仕事しているのが本当にすごいと思いました。長台詞もNGを出さずにスラスラとこなしているし、「プロだな」と改めて尊敬しましたね。

アロハ:過去に演技をやっていたこともあって「僕が頑張って引っ張っていこう!」と意気込んでいました。しかし、オリジナルメンバーの演技を見て「すごいな」と圧倒され、「ついて行こう!」という意識に変わりました。

――撮影中、楽しかった思い出があれば教えてください。

タクヤ:超特急のマネージャー役・大迫一平さんは背が高くてカッコ良くて、すごく素敵な方なのですが、日を追うごとに化けの皮がはがれてきて(笑)。緊迫感あるシーンの時に、とあるアクションをしながら台詞を言うのですが、僕がクスっと笑っちゃったんです。それで味を占めたのか、僕たちを笑わせようとしてきていて、それが一番面白かったです(笑)。

マサヒロ:リョウガくんが撮影中も合間も面白さを発揮していて、「素で面白いんだな!」と尊敬しました(笑)。変顔をするシーンがあるのですが、ハルとの対決は見ものなので、注目してください!

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