「“スンドゥブ”が言えない」84歳、石田靖探偵から猛特訓受ける

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ダウンタウン松本人志が局長を務める『探偵!ナイトスクープ』(ABCテレビ、毎週金曜23:17~※関西ローカル)が9月2日に放送される。

今回の依頼は、カンニング竹山探偵が調査した「先生に恋をしたシングルマザー」、石田靖探偵の「『スンドゥブ』が言えない84歳」、橋本直探偵の「半身不随の夫に車の運転をもう一度」。

最初の「先生に恋をしたシングルマザー」は、滋賀県の女性(39)から。「私はバツイチ、子供3人のシングルマザー。離婚して3年、琵琶湖で人生最大の出会いをしてしまった。半年前にウェイクボードを始めて、好きな人ができたのだ。それはボランティアで教えてくれているウェイクボードの先生。本当にイケメンだ。これは恋か、憧れか。私などバツイチ子持ちでセルライトの塊。99%フラれるだろう。だが、一世一代の告白をしてみたい。子供たちにも応援してほしい。もしフラれても、練習に行きにくくならないようサポートしてほしい」というもの。3人の子供のシングルマザーが、琵琶湖の真ん中で一世一代の愛を叫ぶ!?

「『スンドゥブ』が言えない84歳」は、岡山県の女性(56)から。「うちの母は今年84歳になる。年の割に頭もしっかりしていて言葉もはっきり話すのだが、どうしても言えない言葉があることに気づいた。その言葉とは韓国料理でおなじみの『スンドゥブ』。ここ3年ほど特訓をしているが、どうしても言えない。母のお気に入りは『ホルモンチゲスンドゥブ」なのだが、何度教えても『ホルモンチゲジュンジュブ』『ホルモンチゲジャンジャブ』、挙句は『ホルモンチゲチュンチュブ』といった具合になり、周りに大笑いされ母がキレて終わる。そこで、母に正しい発音で『スンドゥブ』と言えるよう力を貸してほしい」というもの。石田探偵の猛特訓に耐える、84歳のおばあちゃんと、そのお友達の無邪気さは必見!

「半身不随の夫に車の運転をもう一度」は、大阪府の女性(43)から。「今から8年前、私が35歳、夫が42歳の時に、お互いバツあり同士で再婚。夫は大の車好きで、結婚してからも2人で大阪から大分まで車で旅行に行くぐらいドライブが大好きだった。そんな夫が3年前に突然右半身が痺れだし、脳卒中で倒れた。ICUで生死のはざまを彷徨い、意識が回復した後に対面した夫は全く別人となって、私のことも忘れ、話すことも出来ない状態で……。しかし、懸命なリハビリのかいあって私を認識できるようになったものの、ほとんど話すことは出来ず、文字も分からなくなってしまったため、仕事は解雇され、大好きだった車の免許も失効してしまった。ただ、今でも欠かさず車雑誌を見ては彼なりに楽しんでいる。そんな夫に「運転したい?」と聞くと「うん」とは答えるが、麻痺が残った右手・右足を指さして、運転は出来ないとジェスチャーで伝えてくる。たくさんのものを失った夫に、一つでも喜びを得てもらいたい。そこで、一度だけでいいので、大好きな車の運転をさせてあげることはできないだろうか」というもの。明るい奥様もさることながら、人間が持つ不思議なパワーを再認識させる感動作。

前回は「亡き弟の愛犬とフリスビーをもう一度したい」など3つの依頼を紹介した。

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