坂口健太郎“小勝負”が小日向文世“藤堂”に宣戦布告…重すぎる過去に「悲しい」

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坂口健太郎“小勝負”が小日向文世“藤堂”に宣戦布告…重すぎる過去に「悲しい」

坂口健太郎がW主演を務める月9ドラマ『競争の番人』(フジテレビ系、毎週月曜21:00~)の第8話が、8月29日に放送。ネット上では、小勝負勉​​(坂口)の重すぎる過去に同情のコメントがあった(以下、ネタバレが含まれます)。

原作は新川帆立の同名小説。公正取引委員会を舞台に、天才で理屈っぽい小勝負と、実直で感情のままに行動する元刑事の白熊楓(杏)​​ら第六審査・通称“ダイロク”の面々が、談合や価格カルテル(企業間で協定を結び、市場における生産数や販売価格を調整する行為のこと)など不正を働く企業の隠された事実を、あの手この手であぶり出していく。

小勝負には公取にいる理由がある。それは15年前のある事件がきっかけだった。当時、彼の父・誠(高橋努)は地元の愛媛で「小勝負建設」を経営。勉(市原匠悟)​​はまだ学生だった。

そのころ、公取の四国支所にいた​​本庄聡子(寺島しのぶ)​​は、談合疑惑があった​​大手「ラクター建設」を調査する中で、小さな建設会社である「小勝負建設」と同社が繋がっていることに違和感を覚え、「小勝負建設」​​へとやってきた。誠は「談合なんてしてませんよ〜」と真っ白なスケジュールを見せた。

そんな中、「ラクター建設」の木下健一(石井正則)​​が誠に談合の話を持ちかける。誠は悩んだ末、談合に加担することを決めた。その談合を裏で取り仕切っていたのが当時、四国地方整備局長だった​​藤堂清正(小日向文世)​​だった。「小勝負建設​」の経営も順調になっていったものの、本庄や勉とやりとりする中で思い直した誠は、談合に関与していたことを公取に明かした。その後、誠の会社には嫌がらせが続発。後悔に苛まれた誠は自殺してしまう。

勉は、葬式に参列した藤堂が、談合していた連中に「人(誠)が1人死んだぐらいどうってことありません」と言っていたのを目撃する……。彼は、藤堂を捕まえるために公取に入ったのだ。

そして現在。公取の第一審査が、談合疑惑で「ラクター建設」などへ立入検査を行ったものの、急遽中止となった。手伝っていた小勝負は、本件にも関与している藤堂のもとへ。彼に談合を追及するが証拠はない。そこで藤堂は「談合はそんなに悪いことか? 私には競争こそ悪に思えるが」と言い放つ。そんな彼に小勝負は「あんたたちの談合、俺が必ず止めてみせる」とぶつけた。

ネット上では、今回明らかになった小勝負の過去に「悲しい」「すごく重い」の声が。また、藤堂演じる小日向の演技には「めちゃくちゃ怖い」「ゾクッとする」との反応があった。

なお現在TVerでは、第1話から第5話までをまとめたSPダイジェスト動画が配信中。次回第9話は9月5日に放送。小勝負は勝手に調査をしたとして謹慎処分になってしまう。

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