濱津隆之、待望の続編『絶メシロードseason2』に「やっと来たか!」

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2020年1月クールで放送され人気を博した『絶メシロード』が、8月26日よりドラマ25『絶メシロードseason2』(テレビ東京ほか、毎週金曜深夜0時52分~)として帰ってきます。主人公のどこにでもいる普通のサラリーマン・須田民生を演じるのは、もちろん濱津隆之さんです。

金曜深夜から土曜の夕方までのひと時の楽しみとして、絶滅してしまうかもしれない絶品メシ“絶メシ”を求め、1泊2日の旅に出ることが何よりの楽しみの民生。そんな彼を再度演じることになった濱津さんに、season2への意気込みや、本作を演じるうえで意識していることなどを語っていただきました。

――約2年ぶりにseason2が決まったときのお気持ちはいかがでしたか?

濱津:嬉しかったです。やっと来たか! という感じでした(笑)。結構業界内で見ていただいている方もいらっしゃったみたいで、ほかの作品の現場でも「続編やらないの?」と声をかけていただいていたんです。またあの現場に行くことができるのは、とてもワクワクします。

――現場で以前のメンバーと再会されたときの心境は?

濱津:とても懐かしかったです。変わらぬ空気感で迎え入れていただけて、すごく嬉しかったです。(鏑木勉役)山本耕史さんも、ほかの現場でご一緒した際に「あ、ノーマルさん!」と声をかけていただき「またやりたいね」と言ってくださっていたので、再会を楽しみにしていました。

――実在のお店に行って食事をするなど、どこかノンフィクション的な作品でもありますが、演じるうえで大切にしていることはありますか?

濱津:民生という人物を描くにあたって、僕の性格に近い部分をだいぶ踏襲してくださっているなと感じるところが多く、変に演じるというよりは、そのままの自分が感じたものをストレートに出していこうという意識はありました。

――ドラマとして美味しさを伝えるために意識していることはありますか?

濱津:あまりどうやって食べようか……みたいなことは意識していないんです。本当に料理が美味しいので、ただただ素直に「美味しいな」という気持ちを伝えようというだけで。でも撮影でどのぐらい繰り返し食べるか分からないので、食事のシーンがある撮影の日は、朝から食事はしないで現場に入っています。その日の一食目が撮影のご飯になるようにはしています。season2でも、それは実践しようと思っています。

――season1で行ったお店で、もう一度行ってみたいところはありますか?

濱津:高崎にある「香珍」という中華料理屋さんのラーメンは最高でした。店主が麺を手打ちしているんです。シンプルな中華そばなのですが、めちゃめちゃ美味しかった。ラーメンが大好きで良く食べるのですが、あそこのラーメンを超えるものに出会っていないですね。また食べたいです。でもそれ以外のお店の料理も本当に全部美味しくいただきました。

――民生は車中泊をしますが、実際撮影してみて、いかがでしたか?

濱津:僕自身は車を持っていないのですが、車中泊というのは一つの娯楽としてあるらしく、作品を通じてですが、体験できて楽しかったです。いまはフルフラットになって眠ることもできる車もありますし、この作品で料理以外にも、そういった部分にも興味を持っていただけたら嬉しいですね。

――濱津さん自身、最高の1泊2日の旅をするならどんなことをしたいですか?

濱津:温泉旅行に行きたいです。僕はあまりスケジュールをギュウギュウに詰め込んだ旅行が得意ではないので、ゆっくりと温泉に浸かってのんびり過ごしたいです。あとは民生みたいに、あまり決めごとを作らず、自由気ままにフラっと赴いた場所で楽しみたいです。その意味では、このドラマの民生は人生楽しんでいるなと感じます。

――season2ならではのこだわりは?

濱津:あまりseason2だからと意識せず、前作の良さ、例えば寝転がりながら見られる感じの緩さは、今回の作品でも伝えられればと思っています。

――最後に見どころを!

本当に素敵なお店と料理、あとはお店の渋いおじちゃんおばちゃんが出てくると思うので、それをビールでも飲みながら、のんびりと見ていただければ。

(取材・文:磯部正和)

<ストーリー>
どこにでもいるごく普通のサラリーマン・須田民生(濱津)は、妻・佳苗(酒井若菜)が毎週土曜日に自宅でプリザーブドフラワー教室を始める事をきっかけに、しばらく行っていなかった絶滅しそうな絶品メシ=“絶メシ”を探す旅を再開する事に!

「誰も誘わない・誰も巻き込まない・予算はお小遣いの範囲内で」をモットーに金曜日の帰宅後から佳苗の教室が終わる土曜日の夕方まで、日本全国を車一つで駆け回る週末限定1泊2日の旅が再び始まる!

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