町田啓太が主演を務めるドラマ『テッパチ！』（フジテレビ系、毎週水曜22:00～）の第7話が、8月17日に放送。ネット上では、国生宙（町田）が八女純一（北村一輝）の前で涙を流すシーンに「グッと来た」といった声が寄せられた（以下、ネタバレが含まれます）。
本作は、陸上自衛隊を舞台に青年たちの成長と熱き思いを描いた完全オリジナル企画の物語。未熟な若者たちが、現実の厳しさ、夢や希望、友情や恋愛、汗と涙……など、日々壁にぶつかりながら、「誰かのために命をかけられるのか」「自分がやりたい本当のこととは……」と悩みながらも奮闘していく。
晴れて自衛官となった宙は、候補生のときに同じ班の仲間でバディでもあった馬場良成（佐野勇斗）とともに普通科隊員として南関東駐屯地に配属される。2人が緊張した面持ちで先輩方に挨拶をするため部屋のドアを開けると、「ウェルカーム！」の声をともに水鉄砲をかけられ歓迎の儀式を受ける。
その後も新人イジリは続き、就寝中に油性マジックで顔に落書きをされたり、掃除を押し付けられたり、ご飯を大盛に盛られたり、筋肉自慢をし合ったりと、まるで子供のようなはしゃぎっぷりの先輩に宙と馬場は困惑する。
昇級し宙たちと同じ駐屯地に異動になった上司の桜間冬美（白石麻衣）から「訓練生時代と違って緊張感あるでしょ」と声をかけられた宙は、「あんなガキっぽい人らが国守ってるなんて笑えるわ」と想像していた自衛官とは違ったと返答してしまう。すると冬美は、「あなた何もわかってないわね」と言い放つ。
そんな中、災害派遣要請を受けた宙は、班長の大木隆之（久保田悠来）ら班員と共に、冬美の指示のもと、避難誘導を行うため初めて出動することに。しかし、先輩たちのように動けない宙と馬場は足手まといに。挙句、宙が持ち場を離れてしまったことで、避難していた一般人でスケートボードのオリンピック候補生・芝山勝也（水沢林太郎）がトラックの荷台から転落。足を骨折し、次のオリンピック出場はかなり厳しいという診断が下される。
それを聞いた八女は、落ち込む宙を喫煙所で待ち伏せ。宙が持ち場を離れた理由を明かすと、「何よりも大事なのは命だろ」「俺たちはそれを守るためにいる。それが俺たちの使命だ」と諭し、「まだ始まったばかりだ。一人前にへこたれてんじゃねぇぞお前」と言い強く背中を叩き励ます。そして、それを聞いた宙は、八女の言葉を噛みしめ涙を流しながらも、いつものように強がった口調で返すのだった。
ネット上では、宙が八女から励まされ涙を流すシーンに「グッと来た」「このシーンすごく良かった」「一筋の涙の美しさよ」といったコメントが寄せられた。
なお現在TVerでは、第1話から第6話までのストーリーをまとめたダイジェスト動画を配信中。次回第8話は8月24日に放送。宙と馬場とのバディに初めて亀裂が入り……!?
