池田エライザ「大阪の新たな一面も見られました」『名建築で昼食を』続編に歓喜

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8月17日からスタートする、テレビ大阪開局40周年ドラマ『名建築で昼食を 大阪編』(テレビ大阪、毎週水曜24:00~/テレビ東京、毎週水曜26:35~※地上波放送後にTVer、ひかりTVで独占配信)の完成披露試写&オンライン記者会見が開催され、池田エライザ田口トモロヲ岡本宏毅(プロデューサー/テレビ大阪)が出席した。

本作は、甲斐みのりによる「歩いて、食べる 東京のおいしい名建築さんぽ」(エクスナレッジ刊)を原案とした、ドキュメンタリー要素のある新感覚ドラマ。2020年8月に放送・配信された『名建築で昼食を』は、有名建築家を父に持つ建築模型士・植草千明(田口)と、広告代理店で働く春野藤(池田)が繰り広げるアドリブを交えながらの芝居や、後世に残したい名建築やその中で食べる絶品ランチに注目が集まった。その後、スペシャルで『横浜版』も放送された人気作が、テレビ大阪開局40周年記念ドラマとして帰ってくる。

大阪編が制作されたことについて、池田は「東京編や横浜編が終わった時に、まだまだ日本には名建築がたくさんあるなと思って。また、見てくださった方から『ぜひここにも来てほしい』という意見もいただいていたので、日本にある素晴らしい名建築をまだ見てみたいというも思いもあり、大阪編が決まった時はうれしかったです。見てくださった皆さんのおかげだなと思いました」とニッコリ。

また、田口も「最初に(東京編の)お話をいただいた時に、このコンセプトはいい番組になるだろうと思っていたので、大阪編ができたのはうれしかったですね」と歓喜した。

ドキュメンタリードラマということで、ドラマの撮影現場で発せられた池田や田口の生の声も反映されているが、池田は「私の役は台詞がほとんど書かれていないので、現場で素直に思ったことを発してました。また、建物にいる時に沸いた素朴な疑問などを、田口さんに聞いたりしてましたね。田口さんは(建物に)詳しい役だったので、田口さんが努力した上でのアドリブだったと思います」とエピソードを披露した。

また、3回目ということで2人のコンビネーションも良くなったそうで、池田は「撮影は私たちが好きに動いて、そこにカメラがついてきてくださるので、しゃべりながら建築がよく見えるように2人で立ち位置を調整するのが上手くなりました」と口すると、田口も笑い、「主役が名建築なので、我々はバイプレイヤーとしてカメラの中で動くように心得て動けるようになりました」と同意していた。

今回の撮影について聞かれると、池田は「最初に東京編に撮影に入ったときには、本当に何も建築について知らなくて『へ~、こういうのがあるんだ』という感じでしたが、そこからどんどん回数を重ねて『これ分かります』という楽しみ方ができたり、『もしかしたら、この感じはこの方の建築なのでは』と思えたりしたので、すごく楽しめました」と回顧し、「大阪の新たな一面も見られました」と爽やかな笑み。

一方、田口は「大阪の撮影では『そこに住んでる人たちの個性が建物を作る』と改めて思え、とても新鮮でした」「大阪の方の気質、マインドが建物にも反映されている印象が強くて。東京で見た建築とは本当に違っていて、すべてがでかかった。アーチなどずっと見上げていたので、首が痛くなりました(笑)」と振り返っていた。

最後には、田口は「何も考えずに見ていただいて、登場する名建築の世界観に酔っぱらっていただけたら思います」とアピールし、池田が「1話でもお話がありますが、“大”大阪時代というものが非常に興味深くて。そういう歴史的背景や、純粋に建築の一つひとつの美しさ、植草さんのちょっといじらしい部分など楽しめると思います。ぜひ癒やされてください」と笑顔で締めくくっていた。

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