宮古島に伝わる変死者の霊「きがずん」に囲まれた女性の運命は…

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宮古島に伝わる変死者の霊「きがずん」に囲まれた女性の運命は…

「夏といえばホラーでしょ!」ということで、民放公式テレビ配信サービス「TVer」では現在、ホラーをテーマに扱った様々なドラマやバラエティ番組を配信中。連日暑い日が続いている中、「ひんやり」「ゾクゾク」とした気分が味わえる番組を紹介。今回は、8月9日に放送された『琉球トラウマナイトレジェンド2022』(沖縄テレビ)を取り上げる。

同番組は、沖縄に伝わる古い民話、怖い昔話を現代アレンジのドラマにして送る人気ホラードラマシリーズ。今回は、呪物となった三線に取り憑いた三線名手の霊「三線ユーレイの話」、宮古島に伝わる変死者の霊が襲いくる「きがずん」、霊能力をもった母と娘とその家族の顛末を描く「サーダカー」の3篇が放送された。

「きがずん」は、宮古島の島尻集落に伝わる伝承という、沖縄らしい話。きがずんとは“変死者”の意味で、溺死や殺人などで変死を遂げた者たちが道連れを探して地上を彷徨っているという。

ゼミ合宿で宮古島のリゾートホテルを訪れたユリは、はしゃぐ同級生たちを見ながら、つまらなそうにしている友人と話していた。その夜、はしゃいでいた同級生2人がとある廃墟に潜入。SNSのフォロワー数を稼ぐために動画配信をしていると、そのうちの1人・マナミの様子がおかしくなり、急に姿を消してしまう。

マナミの友人から「一緒に探して」と助けを求められたユリと友人は一緒に廃墟の周りを捜索していると、ふらふらしながら立っているマナミを発見。マナミの視線の先には、焚き火を囲んで立ち尽くすずぶ濡れの男女の姿が……。明らかに様子のおかしい男女から逃げ出したユリたちだったが、車に乗り込んだ瞬間、その周りをずぶ濡れの霊に囲まれてしまう! 果たしてユリたちの運命は……。

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