淵上泰史“陽史”、毒親から松本若菜“密”を守るため…『復讐の未亡人』

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淵上泰史“陽史”、毒親から松本若菜“密”を守るため…『復讐の未亡人』

松本若菜が主演を務めるドラマ『復讐の未亡人』(テレビ東京、毎週木曜26:35~)の第5話が8月4日に放送された(以下、ネタバレを含みます)。

本作は、Netflixでオリジナルドラマ化もされた『金魚妻』で話題の人気漫画家・黒澤Rの同名漫画が原作。松本演じる主人公・鈴木美月が、夫・優吾(平岡祐太)を自殺に追いやった職場に「鈴木密」と名を変え潜入。ターゲットたちに素知らぬ顔で近づき、真相を探りながら巧妙な罠で復讐を果たしていく。

密(松本)はシャワーを浴びながら、洗面所にいる優吾の双子の弟で探偵の陽史(淵上泰史)にその日会社であった出来事を語る。シャワーの音で聞こえづらいため、出てきてから話せばいいと言う陽史に、「そんなこと言って、いつも私に付き合ってくれるじゃない」と密はポツリ。ふと、22年前の出来事を振り返る。

当時10歳だった密=美月は、容姿にコンプレックスを持つ母・薫(信川清順)から疎まれ、継父・村神圭一(森岡豊)からの度を超えた溺愛に苦しんでいた。母親同士が姉妹で、従弟にあたる優吾は「何かあったら言えよ」と何も気づいていない様子だったが、陽史は美月が腕の痣を隠していることに早くから気づいていた。

そして陽史は、理科室から盗んできたという液体の入った小瓶を美月に渡し「持ってろ。お前を守ってくれる」と告げ、その液体は小さじ1杯で失明、大さじ1杯で“死に至るもの”だと説明する。

その後、美月はワインにその液体を致死量注ぎ、圭一に飲ませる。すると圭一は、すぐに苦しみ倒れてしまう。そこに陽史が現れ、美月を連れて部屋を出ようとすると、薫が2人の前に立ち塞がる。そして薫は、圭一の死を悲しむこともなく、また美月を利用して男を捕まえればいいと発言。「美月、あんたは逃がさないからね。絶対」と薫に言われた美月は、ポケットに忍ばせていた小瓶を手に取り、それを薫の顔面にかけ陽史と逃げるのだった。

そんなことを思い出していると、浴室から出てきた密が、あの日と同じように後ろから陽史に抱きつき「陽ちゃんありがとう。いつも私を助けてくれて」と口にする。

その後、朝一番に出社した密は、斎藤真言(桐山漣)の机の上に飾られていた集合写真の中の笑顔の優吾を見つめる。そして出社してきた斎藤に対し、「彼はどうして自殺なんか」と尋ねた。すると斎藤は、「違います、彼は自殺ではありません」「俺が……俺が殺したんだ」と言い出し……。

次回第6話は8月11日に放送。優吾が自殺する直前、現場の屋上には佐伯麻穂(足立梨花)がいた可能性が浮上する。

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