Tani Yuukiが語る“バズり”の裏側「TikTokを閉じてそのまま寝ました」

公開: 更新:
Tani Yuukiが語る“バズり”の裏側「TikTokを閉じてそのまま寝ました」

Tani Yuukiが、7月1日に放送された田中圭千葉雄大がMCを務める音楽番組『MUSIC BLOOD』(日本テレビ系、毎週金曜23:00~)に出演し、自身が“バズる”に至った背景を明かした。

毎週1組のアーティストを迎え、彼らの中に今も血液として脈々と流れる思い入れのある音楽や、背中を追い続けるアーティストにまつわるトークを交えつつ、ライブ映像で紐解く本番組。

2022年上半期「W/X/Y」が各種チャートで1位を独占! いま最も10代に聴かれているアーティストであるTani。そんな彼が世に知られるきっかけになったのがTikTok。2020年、TikTokに投稿した曲が、夕飯を食べている間のわずか数時間で大バズりし、1年足らずでストリーミング再生数1億回を突破。

話題は曲作りについて。セルフで撮影してきてもらった作業部屋の写真を見ながら「曲は自宅で作っていて、18歳から作っています。なぜかお風呂だと良いメロディや歌詞が思いつくので、いつもケータイを持ち込んで良い歌詞やメロディが思い浮かんだらメモしています。2年前に音楽の専門学校を卒業し、自宅で音楽作りをしながら、TikTokでは自分の曲だけでなくカバー曲を歌ったりしていました」というTani。

そして「Myra(マイラ)」という楽曲で初めてバズったことに質問が及ぶと、「TikTokに投稿している間は、だいたいいつも『いいね』の数が100もいかないくらいだったのですが、その時はいつも通りTikTokに投稿した後、晩ご飯を食べに1度ケータイを放っておいたんです。そして戻ってきて何気なく通知欄をチェックしたら、見たこともない数字が表示されていて、見ていたら再生数がどんどん伸びて行っていたんです。それこそケータイが壊れたのかと思ったくらい(笑)。とにかくコメントを返さなきゃって思ったのですが、ぜんぜん追いつかず。何でバズったのかは全くわかりませんでした。怖くなったのでとりあえずTikTokを閉じてそのまま寝ました」と当時を振り返る。

初めてバズった「Myra」から1年後に、今度は「W/X/Y」でまたもや大ヒット。この経緯について「『Myra』は歌詞の差し替えでヒットした部分がありますが、『W/X/Y』は、振り付け動画の影響が大きいと思います。10代に人気のローカルカンピオーネさんというインフルエンサーの方が、振り付けをしてくれたんです」と、最初にバズったときとは違う理由があったことを明かす。さらに当時の心境については「『Myra』がヒットをして曲だけが拡散されて、自分自身が置いていかれている感覚がありました。一発屋みたいな呼ばれ方もして、すごいプレッシャーを感じていたので、この曲がヒットしたことで、縛られていたものから開放された気持ちになりました。自分にとっては大事な曲です」と、一度だけのヒットで終わらなかったことに安堵しているようだった。

ライブコーナーでは「W/X/Y」と、母の影響で好きになったというTaniの歌の原点である絢香の「三日月」が披露された。

次回は7月8日に放送される。

PICK UP