徳永えり演じる人妻、バツイチ男性とマッチング『昼上がりのオンナたち』配信中

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惹かれ合う谷本彩花(徳永えり)と吉田亮(長田成哉)
惹かれ合う谷本彩花(徳永えり)と吉田亮(長田成哉)

徳永えり臼田あさ美瀬戸さおり市川由衣の4人が、各話の主役を演じるドラマ『昼上がりのオンナたち』がFODで配信中。第1話「マッチングアプリ」では、徳永演じる専業主婦のマッチングアプリからはじまる恋が描かれた。

本作は、Netflixシリーズの『金魚妻』で話題になった並木道子監督らによる大人のラブストーリー。満たされない女性たちが、ふとした心のほころびから、禁断の愛に踏み込んでいく。

佐伯翠(市川由衣)の「一生誰にも抱かれなくてもいいの?」という言葉が胸に響く
佐伯翠(市川由衣)の「一生誰にも抱かれなくてもいいの?」という言葉が胸に響く

夫と娘の3人で暮らす谷本彩花(徳永)は、何一つ不自由のない生活を送っていたが、どこか満たされない思いを抱えていた。結婚13年目の夫とはセックスレス。「これが幸せなんだ」と自分に言い聞かせるが、友人の佐伯翠(市川)から言われた「この先、一生誰にも抱かれなくてもいいの?」という言葉が胸に響いていた。

ある夜、彩花はスマホを手にし、マッチングアプリをダウンロードする。不倫や体の関係を求めていたわけではなく、“女”としての価値を確認したいだけだった。「独身」として登録した彩花のもとには大勢の男性からメッセージが届き、その中の1人、リョウというバツイチの独身男性とやり取りを重ねていく。何気ない日常の出来事を伝え合うだけの関係だったが、彩花の中でリョウはだんだんと特別な存在になっていった。

谷本彩花(徳永えり)は吉田亮(長田成哉)と体の関係を持ってしまう
谷本彩花(徳永えり)は吉田亮(長田成哉)と体の関係を持ってしまう

やがて、2人は会う約束を交わす。待ち合わせ場所に現れた吉田亮(長田成哉)は、実直そうな雰囲気で、彩花の生き方も肯定。そして、お互い特別な存在になっていた2人は、その日のうちに一線を越えてしまう。

しかし、彩花は家族への罪悪感からマッチングアプリを退会。一度きりの過ちとして、あの日のことを忘れようとする。季節が変わり、変わらぬ毎日を過ごす彩花に、思いがけない再会が待っていた。夫の部下として家にやってきた亮に、彩花は驚きを隠せない。周りに気づかれないように平静を装う2人だったが、その情熱は抑えることができなかった。家から帰る亮を追いかけた彩花は、亮に抱きしめられ、再び恋が始まることを予感する。

自宅でのホームパーティーで谷本彩花(徳永えり)は吉田亮(長田成哉)と再会
自宅でのホームパーティーで谷本彩花(徳永えり)は吉田亮(長田成哉)と再会

第1話では、日常と非日常の間で揺れる彩花の心の動きを描いており、亮の思いを受け入れた彩花の選択は深い余韻を残している。物語は体験談をもとにしたフィクションで、メインキャストの演技も相まって、リアルな完成度。FODでは全4話が配信されており、ショートストーリーながらも、クオリティの高い“不倫モノ”としてネット上を中心に注目を集めている。

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