松たか子、松本白鸚を思って涙…父への思いをテレビ初告白

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松たか子、松本白鸚を思って涙…父への思いをテレビ初告白
「日曜日の初耳学」を見る

松たか子が、6月19日に放送された『日曜日の初耳学』(MBS・TBS系、毎週日曜22:00~)2時間SP内の「インタビュアー林修」に出演。父・松本白鸚への思いをテレビ初告白した。

「インタビュアー林修」は、林修先生が“時代のカリスマ”と一対一で対峙する大人気企画。現在、多数のドラマや舞台、映画などに出演している松だが、上手く行かずに悩む部分もあったのだとか。「初めてミュージカルに出た時、全然上手に歌えなくて毎日落ち込み、出番が終わるたびにプロデューサーから“練習しろ”と怒られていた」という過去を振り返る。林が「切り替えるために何かされた?」と聞くと、松は「あまりないです」と返答。「他のことをして切り替えたとしても、問題が起きた場所に勇気を出して行かないと解決しない」という、“失敗した場所で失敗と向き合う”という自論も述べた。

しかし、そんな松にも向き合えないことが……。父・白鸚が1969年から53年間主演を務め続けてきたミュージカル『ラ・マンチャの男』が、コロナ禍という状況のため千秋楽が中止となったのだ。松はこの作品を見て役者を志しており、1995年からはその舞台で親子共演も果たしている。そして、今回が白鸚の“最後の公演”となるはずだったが、それが上演されずに終わってしまったのだった。

それについて「父と何か話してはいない」と明かした松だが、本来千秋楽が行われる日に白鸚からメールが届き「千秋楽おめでとう」と書かれていたという。“残念でしたね”、ではなく“おめでとう”という言葉を送った白鸚を思い浮かべ、松は涙。その涙には上演できない不完全燃焼の悔しさも滲んでいたが、松は「時間は止まらないから。だからその時間も過ぎていく時間と思えば、悪い時間も長くは続かない」という考えを語っていた。

次回、6月26日は「インタビュアー林修」金言&未公開トークSPが放送される。

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