増田貴久“聡”「ママ違う!」涙と迫真演技に「素晴らしい」

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増田貴久“聡”「ママ違う!」涙と迫真演技に「素晴らしい」

NEWS増田貴久が主演を務めるドラマプレミア23『吉祥寺ルーザーズ』(テレビ東京系、毎週月曜23:06~)の第10話が、6月13日に放送。安彦聡(増田)が長年の沈黙を破り、母・梢(筒井真理子)に涙ながらにこれまでの思いと真実を打ち明けるシーンに、ネット上では多くの反響が寄せられた(以下、ネタバレが含まれます)。

本作は、主人公・高校教師の聡をはじめ人生の負け組6人が、吉祥寺のシェアハウスで一緒に暮らす日々を描いたシチュエーションコメディドラマ。

母・梢が、今からシェアハウスにやってくるというメールを見た聡は絶句。「僕、実はみなさんにも嘘をついてるんです」と、教師でも非常勤講師でもなく元教師で、半年前まで私立の女子高で国語を教えていたが、ある女子生徒とのトラブルが原因で懲戒解雇になったと告白する。当然、梢にもクビになったことは隠していると話す。

そのタイミングで、大庭桜(田中みな実)の携帯に、聡の元教え子の間宮リコ(岩本蓮加乃木坂46)からも「今から行きます」というメールが届く。ひとまずリコのことは秦幡多(片桐仁)が引き受け、家に来ないようカラオケボックスで時間稼ぎをすることに。

インターホンが鳴りドアを開けると、「I love you 聡ちゃん」と梢が現れ、聡を抱擁。キッチンで紅茶を入れながら聡と桜、望月舞(田島芽瑠)、胡桃沢翠(濱田マリ)と作戦会議を実施する。そこで聡は、一人っ子で親の愛情に逆らわないように生き続け、大学卒業と同時に家を出て自立しようとしていたことを回顧。現在も小学校の校長を務めており、落ちこぼれを毛嫌いする梢には、本当のことが言えないと嘆く。それを聞いた桜は、現状を美化してほんのちょっとの真実を盛りまくり立派な成功者として自分を仕立て上げる“オペレーションウィナーズ”を再び発動。自己紹介では、桜はファッション誌の編集長、舞は心療内科医、翠は市議会議員をしていると嘘をつく。

そして聡も教師として生徒に慕われ頑張っていると持ち上げるが、梢は聡から送られるメールに違和感があると指摘。多感な女子高生を相手に毎日が楽しいなどそんな順調なわけがないと言い、さらに2か月前からは、留学生がやってきたというメールが送られるようになり、一層、不信感を抱くようになったと話す。実はその留学生とはシェアハウスの住人たちのことで、そのメールを読んだ桜や舞は憤慨する。

梢は、「学校がつらいんだったら実家に戻ってきなさい」と、学校を辞めても新しい高校を紹介してあげると言い出す。それを聞いた聡は、「ママ違う」と涙目で制御。挙手をして「発言してもいいかな?」と許可を取り、これまで梢が一方的にしゃべり続けることで、発言できなかったと吐露。意見しても否定されるため、しゃべらない方が楽だと気づき、いつも笑顔でなるべく素直でいようと決めたと言い、「その決まりごとは今でも僕を縛り付けている。もう解放してあげたいんだあの日の僕を」と勇気を振り絞り初めて母親に本音を打ち明けた。

増田の迫真の演技に、ネット上では「涙の演技がめちゃくちゃ上手」「演技とは思えない」「素晴らしい役者」などコメントが寄せられた。

次回第11話は6月20日に放送。しばらく帰って来ていない池上隆二(國村隼)のことを、失踪したのではないかと心配する。

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