ディーン・フジオカ​​“小比類巻”、怒りこみあげる狂気の目に「ゾクゾク」

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ディーン・フジオカ​​“小比類巻”、怒りこみあげる狂気の目に「ゾクゾク」

ディーン・フジオカ主演の土曜ドラマ『パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~』(日本テレビ系、毎週土曜22:00~)の第8話が、6月11日に放送。ネット上では、小比類巻祐一(ディーン)が、感情的になるシーンに多くの反応があった(以下、ネタバレが含まれます)。

科学犯罪対策室を創設し、最先端科学にまつわる事件の捜査を担当する小比類巻と、そのアドバイザーで、天才科学者の最上友紀子(岸井ゆきの)が、法整備や警察機構の対応が追い付いていない犯罪や不思議で不可解な事件、事件の裏に隠された科学そのものを捜査によって解き明かしていく様を描く。

冷凍保存されているはずの亜美(本仮屋ユイカ)に似た遺体が運ばれてきた。驚く小比類巻だったが、遺体の身元は、ヨガインストラクターの黛美羽(本仮屋・二役)​​。生まれてすぐ、黛かえでという女性に引き取られたが、彼女はすでに亡くなっていた。

小比類巻と最上は、黛家を捜索することに。家に入ると、何者かにひどく荒らされた形跡があった。また、看護師だったかえでの本棚には、遺伝子に関する本が並んでおり、小比類巻は「エルマー遺伝子」について書かれている雑誌を手に取る。

最上から、「エルマー遺伝子」は免疫に関わる遺伝子で、あらゆるウイルスや病原菌に対抗する強い免疫力をもたらすとされ1997年に発見されたが、その後は見つかっておらず、発見自体が捏造と言われていると説明を受け、小比類巻は不穏な予感を覚える。その後、調査を進めていると、亜美と美羽​​が双子だったことが発覚。さらに、榊原康生(加藤雅也)が暗躍していたことも分かった。

榊原は、32年前の「悪魔の子事件」を起こした産婦人科医の息子。厚生労働省の官僚・三枝益生(佐藤隆太)によると、榊原の父親である院長は、受精卵に遺伝子操作を行い「エルマー遺伝子」を作ろうとしていたのではないかという。そして、そのクリニックでは、かえでと四宮聡子(石野真子)​が働いていたことと、亜美と美羽​​が「エルマー遺伝子」を持って生まれていたという噂もあると明らかに。小比類巻は、亜美の血を引く娘の星来(鈴木凜子)​​の存在を知った榊原が、彼女を拉致する可能性があると、保育園に連絡をする。

しかし、タッチの差で、星来​を連れ去られてしまった。走って黒いバンを追いかけるが、追いつくはずもなく、見送るしかなかった。その後、乗り捨てられたバンを発見。星来の姿はそこにない。呆然とする小比類巻は、感情を爆発させるように壁を殴った。拳から血が流れるが、かまうことはない。彼の目は明らかに怒りを秘めていた――。

ネット上では、目に狂気を宿した小比類巻に「怖かった」「ゾクゾクします」「息をのんだ」とのコメントがあった。

次回は6月18日に放送。小比類巻は、榊原に連れ去られた星来を救うため、単独行動に走る。

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