ワケあり夫婦が乗車!渋川清彦“八巻”の粗相で離婚回避!?「感動した」

公開: 更新:
ワケあり夫婦が乗車!渋川清彦“八巻”の粗相で離婚回避!?「感動した」

渋川清彦が主演を務める水ドラ25『ザ・タクシー飯店』(テレビ東京系、毎週水曜25:00~)の第2話が、6月8日に放送。離婚届けを出しに行く夫婦が、町中華をきっかけに歩み寄る姿に、SNS上では「感動した」という声が上がった(以下、ネタバレが含まれます)。

本作の舞台となるのは、タクシー。渋川演じるタクシードライバー・八巻孝太郎が、離婚の危機にある夫婦、夢破れた青年、定年退職を迎えた会社員など様々な事情を抱えた客と会話劇を繰り広げる。そして、本作のもう一つの主役が「町中華」。独特な雰囲気を持ち、人を惹きつけてやまない町中華の魅力を全面に打ち出した人情“タクシードライバー飯”ドラマとなっている。

八巻がタクシーを走らせていると、板橋区役所まで乗せて行ってほしいという夫婦が。気まずい雰囲気が流れているため、空気を変えようと八巻が「今日はお仕事お休みですか?」と聞くと、妻の水沼美香子(ふせえり)が「休憩中」と答え、旦那・博(柳沢慎吾)を指さし「この人は無職。2年ぶり5度目のニート」ということまで教えてくれる。

実はこの夫婦、これから板橋区役所に離婚届を出しに行くところだと言う。しかし、タクシーを走らせている途中、その離婚届を忘れたことに気付いた博。呆れた美香子は「あんたはいつもそう。何の相談なく仕事も辞めて、大事なところがいつも抜けてる!」と怒り心頭で、「1mmでもあんたをカッコイイと思った25歳の自分を殺したい」と後悔まで口にする。

そして来た道を戻り、離婚届を取って来るのだが、改めて区役所に向かっている道中「お腹空いた」と博が言いだす。それに八巻が「この近くに知っている町中華があるので、案内しましょうか」と提案。「開運中華」という暖簾がかかった店に入る。

八巻はラーメン、博は酢豚定食、美香子は「お腹が空いていない」と半チャーハンを注文。先に食べ終わった美香子に、自分の酢豚を分ける博。そんな彼に、美香子は「あんたは人に譲りすぎ」と言い、会社を辞めた理由が、結婚したばかりの後輩に譲ったから、ということを語りだす。

そんな中、八巻が恨めしそうに酢豚を見ていることに気付いた博は、「お1つどうですか」と勧める。それに喜んだ八巻は、欲張って肉と玉ねぎを同時に取るのだが、玉ねぎを離婚届の上に落としてしまう。「こんなの出せない」と大笑いした博と美香子は、離婚届を提出するのを辞めるのだった。

SNS上では「ジーンときた」「哀愁ただよう夫婦の演技が最高」「感動したしお腹も空いた」といった感想が多数見られた。

次回、第3話は6月15日に放送。八巻は、消毒液の匂いのする若い女性を乗せる。

PICK UP