濱正悟が主演を務める新ドラマ『何かおかしい』(テレビ東京系、毎週火曜24:30~)の第1話が、5月31日に放送。ネット上では、まさしく“何かおかしい”と思いながら楽しめる内容に「ちょうどいい怖さ」とのコメントがあった(以下、ネタバレが含まれます)。
同ドラマの原案は、インターネットを中心に活動するオカルトホラー作家・雨穴。ラジオ局を舞台に、ラジオ番組の生放送中のちょっとした違和感が思わぬ悲劇を巻き起こす……という、単なるホラーやミステリーでは終わらないリアルタイム進行型ヒューマンホラー。雨穴は、原案だけでなくストーリーテラーとして出演も果たす。
ヒャダイン(本人役)がMC、岡田結実(本人役)が月・火アシスタントを務めるラジオ番組「オビナマワイド」は、開園記念日の本日をもって閉園する遊園地と中継。現場にいる小野寺(樋口日奈)とクロストークをしていた。彼女の隣には、遊園地の最後の日に、ぜひ取材してほしいとメールを送ってくれた女性の姿が。彼女は「私たち家族にとっては忘れたくても忘れられない場所です」という。
そうして話が盛り上がる中、構成作家の花岡(濱)は、SNSを見てある異変に気づく。遊園地利用者の多くが、番組のハッシュタグとともに「#みずきLOVE」とつけてSNSに写真をアップ。被写体も共通していて、皆が子供が描いた絵をくり抜いたようなお面をつけているのだ。ネットで検索してみると、過去の開園記念日にもお面をつけて遊園地に訪れている人が多数いた。
そんな中、番組のハッシュタグに関連づけて、SNSに「#犯人の声です」という投稿があった。その投稿には、動画が添付されており、しゃべる人形が「さくらみきです」とつぶやいている。
ディレクターの五十嵐(今井隆文)は、あることに気づく。それは、過去番組で取り上げた人形で……。
ラストに向けて多くの謎が明らかとなる展開に、ネット上で多くの反応が。深夜にスタートした“人怖”ドラマに「闇深い」「ちょうどいい怖さ」「不気味」との声があった。
次回は6月7日に放送。人身事故により裁判中のアイドルCHAMI(筧美和子)は、あるロケでもらったハンカチの話をする。