ディーン・フジオカ​​“小比類巻”、VRで亡き妻と再会も切ないラスト「複雑」

公開:
ディーン・フジオカ​​“小比類巻”、VRで亡き妻と再会も切ないラスト「複雑」

ディーン・フジオカ主演の土曜ドラマ『パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~』(日本テレビ系、毎週土曜22:00~)の第4話が、5月14日に放送。ネット上では、本仮屋ユイカ演じる亡くなった妻・亜美との再会と、別れのシーンに反響があった​(以下、ネタバレが含まれます)。

科学犯罪対策室を創設し、最先端科学にまつわる事件の捜査を担当する小比類巻祐一(ディーン)と、そのアドバイザーで、天才科学者の最上友紀子(岸井ゆきの)が、法整備や警察機構の対応が追い付いていない犯罪や不思議で不可解な事件、事件の裏に隠された科学そのものを捜査によって解き明かしていく様を描く。

お天気キャスターの吉田咲(中川紅葉)をはじめ、悩んでいる様子がまったくなかった人たちが、次々と飛び降り自殺をする事件が続発。捜査を進めていく中で、自殺者はすべてジョインというVR(仮想現実)ゲームをしていたことが分かった。

ジョインは、バディにしたい相手の写真や動画を取り込むと、ゲーム内に3Dのアバターとして現れる。精密に作られていて、現実との区別がつきにくいという。亡くなった人をバディにするプレーヤーも多いらしい。

小比類巻​​は、危険なものだと分かりつつも、自宅でVRの空間に飛び込んだ。ゲームエリアは小学校。そこに亜美の姿が!​​ しかし、最上がすぐにゲームをやめさせ「亡くなった人にとらわれすぎている」と注意した。

後日、小比類巻は、最上の反対を押し切り、“オトリ”としてジョインの世界へ。そこで亜美と再会。ゲームをクリアして彼女を抱きしめることができた。小比類巻のおかげで、ゲームの詳しい内容、プレーヤーが自殺する理由、さらには、開発者の特定もできた。開発者は、亡くなった天才小学生の芹沢​​隆。両親に話を聞くと、彼には、まったく悪意がなかった。

亡くなっているのにも関わらず、ジョインの中で生き続けている隆。彼にゲーム削除を伝えるべく、ふたたびジョインをプレーした。小比類巻は、隆の“忘れてほしくない”という気持ちに寄り添う。すると、満足した隆は、静かに消えた。

ミッションを終え、最後に教室で待っている亜美のもとへ。一度は教室の扉を開けようとした小比類巻だったが、声をかけることなくゲームを終了した。

ネット上では、小比類巻が選んだ亜美との別れに「切ない回」「がんばったね」「複雑」とのコメントがあった。

次回は5月21日に放送。元ウイルス研究者で最上のかつての共同研究者​​・速水(栗山千明)​​が、35歳で急に老けこみ、老衰で亡くなる変死事件が起きる。

PICK UP