倉科カナ主演のドラマ『寂しい丘で狩りをする』(テレビ東京系、毎週金曜25:53~)の第2話が4月29日に放送。ネット上では、ラストに訪れた久我健二郎(竹財輝之助)の異常なまでの執着シーンに「狂気すぎる」との声があった(以下、ネタバレが含まれます)。
本作は、芥川賞作家・辻原登の同名小説を初ドラマ化。男たちにより身も心も傷つけられた2人の女性が、絶望から希望を掴むため男たちへ立ち向かっていく衝撃のクライムラブサスペンス。主人公で探偵の桑村みどりを、テレビ東京のドラマ初主演となる倉科が演じる。
みどりの家に、カメラマンで元交際相手の久我が現れた。彼はみどりのヌードを撮ろうと押しかけるが、途中で苦しみだして断念。今度写真撮影を断ったら、彼女の現恋人で刑事の浅野龍平(平山浩行)に過去をバラすと脅された。
翌日、事務所に依頼主の野添敦子(久保田紗友)がやってきた。依頼は、彼女を襲って服役していた押本忠夫(丸山智己)の出所後の動向調査。押本は、敦子の居場所を探っており、明らかに復讐しようとしていた。調査結果報告後、一度は警察に相談することを勧めるも、自分と敦子の境遇を重ねたみどりは、独自で調査を続行することに。潜伏先を突き止めて盗聴するなど、危ない橋を渡っていく。
みどりの誕生日。レストランで浅野に祝ってもらっていると、突然暗くなりサプライズケーキが。みどりは喜ぶも「俺は頼んでない」と浅野。そこに、大きな拍手をして祝福する久我が現れた。浅野からケーキの意図を問われた久我は「偶然、みどりさんのことを見かけて、ちょっとサプライズしちゃおうって思って!」と笑顔を見せた。
不審に思った浅野は、出ていく彼を追いかけてケーキを返却。席に戻ると、みどりに夫婦になるのだから頼っていいと伝えた。彼の優しい言葉に笑顔を取り戻したみどりだったが、ふと窓の外を見ると、こちらを見ながらケーキをむさぼり食う久我の姿があった。
ネット上では、ケーキを食べるシーンに注目が集まったようで「恐怖しかない」「狂気すぎる」「圧倒された」とのコメントがあった。
次回は5月6日に放送。押本に居場所がバレてしまった敦子を家で匿うことにしたみどり。押本の怒りの矛先がみどりになって……。