「無罪請負人」の異名をもつ弁護士が、カルロス・ゴーン氏弁護の裏側を語る!

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「無罪請負人」の異名をもつ弁護士が、カルロス・ゴーン氏弁護の裏側を語る!
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4月22日の『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』(テレビ東京系、木曜24:00~)に、カルロス・ゴーン事件を弁護した「無罪請負人」の異名を持つ弘中惇一郎弁護士が出演。MCの名倉潤ネプチューン)、河本準一次長課長)、熊切あさ美が事件の裏側を聞いた。

弘中弁護士は、名だたる大物芸能人の弁護を担当し、冤罪事件を解決してきた。あまりの大物の登場に、河本は「この番組ご存知でした?」、名倉は「出る番組じゃないんですよ」と心配し、弘中弁護士も失笑する。

弘中弁護士が弁護した、日産自動車会長・ルノーのCEOを務めていたゴーン氏は、東京地検特捜部に、特別背任の容疑を含め4度逮捕され、すべてで起訴されていた。

その弁護を引き受けたきっかけは、知り合いの弁護士を介して「ゴーン氏が新しいチーム(弁護団)を作りたがっているので、とりあえず奥さんと話をしてくれませんか?」と問い合わせがあったこと。Zoomで通訳をつけて話を聞いた弘中弁護士は、奥さんが本当に困っているのがわかり、断りづらくなったため、一度ゴーン氏と会って、話だけは聞きましょうということに。

結果的に、弁護団に加わったが、本音としては「荷が重いので無理ではないか、お断りしよう」という気持ちだったとか。特捜部が本気を出している事件で、弁護する対象が外国籍ということもあり、相当の覚悟が必要だったようだ。

その後、弘中弁護士たちの活躍もあってか、ゴーン氏は2度の保釈を勝ち取る。その保釈金の額は、資産に応じて規定があるようで、「払えない金額を言っても仕方ないですし、あんまり安すぎると保釈の担保の意味がない」と弘中弁護士が解説。ゴーン氏の場合、1度目がなんと10億円で、弘中弁護士が手掛けた案件の中で最高額だったという。2度目も含めると合計15億円となったが、その後、ゴーン氏は国外逃亡したため保釈金は没収。熊切は「うわーっ、捨てたんだ15億」とゴーン氏の行動に驚きを隠せなかった。

次回は4月28日に、「フェラーリオーナーってどんな職業?SP」が放送される。

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