土屋太鳳が主演を務め、松下洸平と共演する木曜劇場『やんごとなき一族』（フジテレビ系、毎週木曜22:00～）の第1話が、4月21日に放送。深山家の個性的なキャラクターの登場に「ツッコみどころ満載」などのコメントが上がった（以下、ネタバレが含まれます）。
同ドラマは、講談社「Kiss」で連載中のこやまゆかりによる同名コミックが原作。庶民の家庭から上流社会の一族に嫁ぐことになった下町育ちの主人公が、理不尽な一族のしきたりや親族内の複雑な人間関係に翻弄されながらも、夫とともに真正面から立ち向かい奮闘する“アフター・シンデレラ・ストーリー”。
かねてより交際してきた深山健太（松下）からのプロポーズを受け入れた篠原佐都（土屋）は、健太の実家へ挨拶に行くことに。しかし、健太は江戸時代から400年以上続く名家で莫大な資産を有する一族・深山家の御曹司で、下町育ちの佐都では健太の嫁に相応しくないという理由から、深山家当主である父の圭一（石橋凌）から追い出されてしまう。
健太は実家に絶縁宣言し佐都との結婚を望むが、佐都は圭一からの警告もあり、健太を愛しているからこそ別れを決意。別れたくない健太は、佐都の実家の大衆食堂「まんぷく屋」を訪れ、佐都を後ろから抱きしめながら「一緒になったら不幸になる。俺は一緒にならなかったら不幸になる」と、どちらを選んでも不幸なら一緒に幸せになろうと告げ、2人は結婚する。
そんな強硬手段に出た2人に、圭一は新たな作戦を企て、健太を次期跡取りにするため、2人を離れに住まわせると言い出す。それを聞き、追い出される形になった長男の嫁・深山美保子（松本若菜）は大激怒。健太を除く兄弟喧嘩が始まり唖然とする佐都だったが、佐都の実家のような家族団らんに憧れる健太の思いを知った佐都は「2人で頑張ってみない？」とバラバラな深山家をひとつにできるのは健太しかいないと励まし、2人は深山家に入る覚悟を決める。
そして健太は跡取りとして圭一の会社へ出社。佐都は次期女主人として朝から晩まで修行をすることに。初日を終え健太が帰宅すると、部屋では来週行われる圭一の母・深山八寿子（倍賞美津子）の快気祝いのために勉強する佐都の姿が。そんな佐都の頑張る姿を見て、健太はキス。たちまち甘い雰囲気に。
健太が「おいで」と佐都をお姫様抱っこし連れて行こうとすると、ドアの外に控えていた家政婦からストップが入りラブシーンは中断。夫婦の時間すらも監視されていたのだ。そして八寿子の快気祝い当日に、またしても事件が起こり……。
SNS上では、深山家の個性の強い面々に「めちゃくちゃおもしろい」「ツッコミどころ満載」「クセが強い」などのコメントがあった。
次回、第2話は4月28日に放送。健太の口添えもあり、佐都は入院した母・篠原良恵（石野真子）の元へ駆けつけることができたものの、深山家に戻ると……。
