木村拓哉演じる“桐沢先生”の焼き鳥授業に感動「教えてもらいたい」

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木村拓哉演じる“桐沢先生”の焼き鳥授業に感動「教えてもらいたい」
「未来への10カウント」を見る

木村拓哉主演のドラマ『未来への10カウント』(テレビ朝日系、毎週木曜21:00~)の第2話が、4月21日に放送。ネット上では、木村の思わぬ授業シーンに「受けたい」という声が殺到した(以下、ネタバレが含まれます)。

本作は、これまでに『HERO』『CHANGE』(ともにフジテレビ系)で木村とタッグを組んだ福田靖のオリジナル脚本。生きる希望を完全喪失している男・桐沢祥吾(木村)が、図らずも高校ボクシング部のコーチになったことで徐々に熱を取り戻し、再生していくさまを描く。

桐沢のボディブローで、3年の伊庭海斗(King&Prince高橋海人)のあばらにヒビが入ったことが、学校にバレてしまった。校長・大場麻琴(内田有紀)は、ここぞとばかりに桐沢を辞めさせようとするが、伊庭本人が校長室に乗り込み、お咎めなしになった。しかし、麻琴は諦めない。どうにかして、松葉台高校ボクシング部を廃部にできないかと教頭・猫林はじめ(生瀬勝久)​​に相談した。一方、教師の間では、桐沢がピザのデリバリーをする前に、焼き鳥店を営んでいたと噂になる。

そんな中、同校では「部活動の指導は本校の教員が行うものとする」との規定があることが発覚。これを武器に、麻琴からコーチを辞めるよう迫られた。申し訳なさそうにする顧問の折原葵(満島ひかり)に対し、桐沢は「じつは、俺、教員免許持っているんです」と告白。大喜びした葵は、政治・経済の教師が産休に入るため、公民の教員資格を持っている桐沢を、非常勤講師として迎え入れる作戦に出た。

葵は、ボクシング部の前監督で麻琴の父・芦屋賢三(柄本明)を召喚し、校長室へ。芦屋の説得やタイミングも重なって桐沢が授業を教えることになった。

教壇に立つのは、焼き鳥店経営やデリバリーのアルバイトを挟んで十数年ぶり。当初は戸惑っていたものの、生徒たちが授業内容を理解していないと分かると、黒板に“ねぎま”の絵を描き始めた。そして、肉、タレ、クシの原価・人件費などを考慮し、どれだけの利益が上がるのかを教えた。

さすがの葵も授業内容に困惑するが、桐沢は「でも、意味も分からず覚えたって、社会に出たらなんの役にも立ちませんよ。役に立たない勉強って意味あんのかな」とつぶやいた。

ネット上では、例えが秀逸な桐沢“先生”の授業に「素敵でした」「分かりやすい」「教えてもらいたい」「すごい展開」との反応があった。

次回は4月28日に放送。唯一の女子部員・水野あかり(山田杏奈)の複雑な家庭環境が明らかに。「強くなりたい」という理由が分かって……。

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