アリタ哲平（有田哲平／くりぃむしちゅー）がMCを務め、お硬い社会問題を思わず脱力させる切り口で解説するバラエティー『全力！脱力タイムズ』（フジテレビ系、毎週金曜23:00～）が4月15日に放送。ゲストコメンテーターの盛山晋太郎（見取り図）、俳優の山田裕貴が出演した。
解説員の一人、経済評論家の林田剛氏が、消費税を0%にすることを提言し、解説を進めようとする。するとアリタは「消費税の今までの歴史を振り返っておさらいしておきましょうか」と何度もカットイン。アシスタントの小澤陽子アナウンサーも同じ説明を何度も繰り返す。一向に話が進まず、ついに盛山は「リサイクルが過ぎますよ、これ！」とツッコむも、アリタはそんな盛山をスルーして、淡々と山田に消費税0%についてコメントを求める。
その後も番組は、解説員である明治大学教授の齋藤孝氏がフリップで説明するたびに「バカヤロウ」と発言する、ジャーナリストの吉川美代子氏が「消費税が来た」という「春が来た」の替え歌を歌い出すなど、脱線に脱線を重ね、その都度、盛山もツッコミを入れていく。
すると突然アリタが審判員のような笛を吹き、これまでの流れを中断。何も知らずに困惑する盛山だが、実はツッコミが決まったあとのキメ顔を競い合う賞レース「TKGP（ツッコミキメ顔グランプリ）」にエントリーされていたと明かされ、「あかんわこれ。エグいなやっぱ、マジかよ『脱力タイムズ』」と思わず笑ってしまう。そして、番組が勝手に選んだ盛山のキメ顔3つを、有田がツッコミの内容を一字一句読み上げながら振り返るという、盛山にとって地獄のような時間がスタート。さらにその3つから盛山自身にほかの芸人と競わせるエントリー作を選ばせ、10名のキメ顔とともにTKGPの審査が始まるのだった。
