4月10日に放送された関ジャニ∞(横山裕、村上信五、丸山隆平、安田章大、大倉忠義)の音楽バラエティ番組『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系、毎週日曜23:00〜)は、宇多田ヒカルを特集。そのサウンドに出演者が引き込まれた。
宇多田といえば、日本を代表するトップミュージシャン。デビューした翌1999年にリリースした1stアルバム「First Love」は767万枚を売り上げて、日本国内の歴代アルバム第1位に。2007年リリースの18thシングル「Flavor Of Life」は当時のデジタル・シングルのセールス世界1位となり、すべてのアルバムがチャート1位を獲得している。
ゲストは、宇多田の大ファンを公言するPORIN(Awesome City Club)、シンガーソングライターの佐藤千亜妃、宇多田楽曲のDJ MIXを手掛けるラジオディレクターのDJ YANATAKE。
宇多田ヒカルのアルバムを深堀り
活動休止後の2016年、およそ8年半ぶりにリリースした6枚目のアルバム「Fantôme」についてコメントをしたのは安田。収録曲の歌詞や解説を聞くと、「どんどん引き込まれる。歌詞を追っかけたくもなるし、後ろで鳴ってるサウンドがヒーリングっぽく感じるところもあれば、鼓動を打ってるように感じる瞬間もあって。謎な部分が多くて、つかみきれない。(感情を)持っていかれますね」と、感銘を受けていた。
番組後半では、米津玄師やOfficial髭男dism、藤井風などのエンジニアを務める小森雅仁に事前に質問。PORINは「(宇多田は)どんなマイクを使われてるのか」と素朴な疑問を投げた。マイクは、まるでその場にいるかのような集音機能に長けた「TELEFUNKEN ELA M 251」(約135万円)を使用していることがわかると、「“イーラム”は確かに、すごいメジャーな良いマイク」とPORIN。トークゲストのアンタッチャブル・山崎弘也が「マイクの話はみなさん、ピンと来てるんですか?」と関ジャニ∞に向けて意地悪に問うと、大倉は「来てない」と首を横に振り、安田は苦笑いをしていた。また、もう1つ紹介されたマイクについてPORINと佐藤は「使ったことがない」とコメントし、「気になりますね。メモメモ」と喜んでいた。