Jリーグの2021年を別視点で総括!裏で行われていた“努力”や“挑戦”を部門別に表彰

Jリーグの2021年を別視点で総括!裏で行われていた“努力”や“挑戦”を部門別に表彰

12月11日に放送されたサッカー番組『FOOT×BRAIN』(テレビ東京系、毎週土曜24:20~)では、2週連続企画として“FOOT×BRAINアウォーズ”を開催。ゲストに芸能界随一のJリーグウォッチャーとして知られる平畠啓史を招き、2021年のシーズン中にJリーグのピッチ外で行われていた“努力”や“挑戦”を表彰した。

12月6日に開催された2021Jリーグアウォーズでは、シーズンを盛り上げた顔が勢揃いし、1年の戦いを締めくくった。番組でも、本家とは違う視点で独自のFOOT×BRAINアウォーズを開催。「シーズン中、実は裏でこんなことが!」をテーマに4つの部門で大賞を決めていった。

平畠啓史
平畠啓史

前半戦の今回は、グッドアイデア部門とグッドSNS部門の大賞が決定。斬新なアイデアでJリーグを盛り上げたクラブを表彰するグッドアイデア部門では、ツエーゲン金沢、水戸ホーリーホック、湘南ベルマーレの3チームがノミネートされた。

まずは、今シーズンJ2残留を決めたツエーゲン金沢の取り組みを紹介。ツエーゲン金沢が4年前から行っているのは、なんとクラブが企画と制作を担当するヒーローショーだった。クラブを守るためにマスコットキャラのゲンゾーが変身し、ゲンゾイヤーとなって悪の化身であるヤサガラスとバトルを繰り広げるという内容だ。

試合前とハーフタイムで行われるこのショーは、毎試合ごとに異なるストーリーで構成されており、子供たちを中心に圧倒的な人気を誇っているという。ショーを始めてから平均観客数は右肩上がりで、2019年にはJリーグ参入以降、最多となる5209人を記録。ファンを虜にするこの取り組みには、番組MCの勝村政信も「素晴らしい」と感心していた。

また、今シーズンJ2を10位でフィニッシュした水戸ホーリーホックは、9月からニンニク栽培を始めているのだとか。選手自らが畑を耕して種をまき、来年の6月頃に収穫し、スタジアムにて販売を予定。今後はサポーターも栽培体験ができるようにするという。

勝村政信
勝村政信

「なぜニンニクなのか?」という疑問には、水戸ホーリーホックの西村卓郎GMが「ニンニクは栽培の難易度が高く、良い土壌が作れれば今後いろいろな作物にもチャレンジができる」と回答。平畠は「J3の福島ユナイテッドFCも地元農家とタッグを組んで果物を育てている」と同様のケースを紹介し、農業で得た収益の一部をチームの運営費に充てることができると説明した。

そして、今シーズンJ1残留を勝ち取った湘南ベルマーレは、7月31日に初めての試みとなるサッカー選手によるキックベース大会を開催。「Jリーガーが本気でキックベースをやるとどうなるのか?」をテーマに行われたこの大会は、40社以上のスポンサーが協賛し、予想を上回る集客にも成功した。平畠が「普段とは違った選手の表情も見られる」と大会の魅力に言及。勝村も「思った以上にプロの選手がやっていると面白いですね」と興味を示していた。

このノミネートされた3チームから勝村が大賞に選んだのは、ニンニク栽培の水戸ホーリーホックだった。さらに、今回はノミネートされたチーム以外から、平畠が選ぶグッドアイデア部門の平畠賞も決定。平畠賞に輝いたのは、YMCAショーで試合を盛り上げている川崎フロンターレだった。スタジアムで歌を披露していた西城秀樹さんが亡くなってからは、モノマネ芸人のコロッケさんがその意志を引き継ぎ、ショーを継続。平畠は「すごい感動的。ずっと続けてほしい」と感極まっていた。

続いて、SNSを使ってJリーグを盛り上げた選手や監督を表彰するグッドSNS部門では、退任が発表された大分トリニータの監督・片野坂知宏、清水エスパルスのキーパー・権田修一、ガンバ大阪のFW・パトリックの3名がノミネートされた。

以前番組にも出演し、真面目な性格と律儀な姿勢が印象的だった片野坂は、SNSに衝撃の動画をアップしていた。きっかけは、ペナルティワッキーがSNSに投稿した片野坂のモノマネ動画。この動画に対するお礼としてアップされた片野坂の動画は、ワッキーのギャグである“芝刈り機”を全力で披露するというものだった。普段とのギャップに絶賛の嵐が巻き起こり、動画はなんと30万回再生を突破。解説の都並敏史は、ギャグにも一生懸命な片野坂の姿に「超一流の人だから、必要だとなれば恥ずかしさを全部捨てる。徹底的にやるって姿勢が間違いなく超一流」と大絶賛した。

また、今シーズンはポルトガルのポルティモネンセSCから清水エスパルスへと活躍の場を移した権田は、Jリーグへの復帰後すぐにYouTubeチャンネルを開設。こだわりのGKグローブを紹介したり現役ゴールキーパーと対談をしたりと、ゴールキーパーに特化した内容が絶大な人気を誇っているという。平畠が「キーパーだけに特化した話って僕らは知らないので面白いですよね」と感心すると、都並も「情報が新鮮なものばかりなので一般の人は食いつくよね」と賛同していた。

そして、グッドSNS部門の最後は、チーム最多の13ゴールをマークしたガンバ大阪のパトリックが登場。実はパトリックがSNSに投稿しているのはサッカー関連ではなく、日本語について。試合の合間に日本語を勉強し、その成果をアップしているという。フォロワーが赤ペン先生になって添削をしているそうで、その甲斐もありパトリックの日本語力は向上。試合後のインタビューでは日本語での受け答えもできるようになっていた。

このノミネートされた3名の中から、勝村が選んだのは“芝刈り機”の片野坂。後日、大賞を受賞した片野坂は「勝村さんありがとうございます」と感謝を伝えつつ、「今後も日本サッカーが盛り上がるために、いろいろなことを私自身もトライしていきたいと思います」と意気込んだ。