吉瀬美智子演じる冷徹看護師長が“安全の鬼”と化した理由が明らかに

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吉瀬美智子演じる冷徹看護師長が“安全の鬼”と化した理由が明らかに
「アンメット ある脳外科医の日記」を見る

杉咲花が主演を務めるドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』(カンテレ・フジテレビ系、毎週月曜22:00~)の第3話が4月29日に放送、及び民放公式テレビ配信サービス「TVer」で無料リアルタイム配信される。

本作は、“記憶障害の脳外科医”という前代未聞の主人公が、目の前の患者を全力で救い、自分自身も再生していく新たな医療ヒューマンドラマ。

先週放送された第2話では、“左側の感覚”を全て失うという後遺症の影響で大好きなサッカーができなくなった高校生の患者に、川内ミヤビ(杉咲)が主治医としてつらい現実を宣告する場面が描かれた。また、本来の自分を取り戻したいと焦り葛藤する少年に、ミヤビが体を張ってとことん向き合う姿は、同じく脳に障害を持ちながら、「医者でありたい」と願うミヤビにしかできない治療だと、大きな感動を呼んだ。さらに、ラストシーンでは、三瓶友治(若葉竜也)がミヤビに「僕たちは、婚約していました」と衝撃の事実を明かし、三瓶がなぜミヤビの回復にそこまでこだわるのか、その理由に納得した視聴者も多かったよう。放送後には、X(旧Twitter)で“#アンメット”が2週連続で日本トレンド1位を獲得した。

4月29日(月)放送の第3話では、ミヤビの記憶障害を不安視し、手術はもちろん、患者を診察することすら反対している看護師長の津幡玲子が、医療安全室長として、病院内のいかなるリスクもミスも許さない“安全の鬼”と化したその理由が描かれる。そんな津幡を熱演しているのは、洗練された大人の女性として同性から圧倒的な支持を受け、近頃はバラエティで見せるチャーミングな笑顔も印象的な吉瀬美智子。今回、第1話からミヤビに対して冷たい態度をとる津幡は、前髪をビシッと固めたヘアスタイルに加え、つり上がった眉毛とキリっとしたメイクで、冷徹なオーラを演出している。

<吉瀬美智子 コメント>
――これまでの放送を終えて、周囲の反応・反響はいかがですか?

俳優仲間からは、「見入ってしまった」「あっという間だった」「脳外科の現場の厳しさに説得力があった」などと感想をもらい、友人からは「厳しい看護師長が似合ってたね」とも言われました。原作があるので、まずはその見た目を意識しながら、自分の知り合いの方を参考にしたりしています。なにせ“安全の鬼”なので、すごく姿勢もよくて(笑)、普段の自分とは違うので、気づくと肩に力が入っていることもあります。

――津幡に共感できるところは?

真面目というか、グレーがなくて白黒はっきりしている部分は共感できます。目の前のことに前のめりになってしまうところも近いかなと思います。私も台詞が飛んで恐くなることがあるので、常に緊張と闘っている部分は同じかもしれないですね。

――吉瀬さんが思う『アンメット』の魅力を教えてください。

キャスト、映像、音楽、すべてが豪華なので、まるで1本の映画を観ているような気分になれますし、その世界観に引き込まれてしまうと思います。医療はもちろん、ミヤビと三瓶の関係、そしてミヤビの記憶障害の謎もあり、誰もが悩みを抱えながらも前向きに成長していくところに注目してください。

――撮影現場でのエピソードを教えてください。

犬を飼っているキャストが多いので、犬の話で盛り上がりました。あと、杉咲さんとは今回が初めての共演なのですが、彼女は役で患者さんに寄り添うのと同じように私にも寄り添って話を聞いてくれて、一緒のシーンでは「これ、やりにくくないですか?」などと気遣ってくださいました。撮影後には、花ちゃんからメッセージが届いて、「え、これはミヤビちゃんからなの? 花ちゃんからなの?」っていうくらい、役のままのような温かい内容で、「なんていい人なんだ」と感激しました。役の上でもミヤビの人間性が素晴らしく、津幡も彼女から学んで変わっていきます。私自身も、花ちゃんとミヤビちゃんに、すごく信頼を寄せています。

――撮影を乗り切るためのリラックス方法はありますか?

好きな香りを楽しむ、好きな音楽を聴く、楽しくお酒を飲む!

――第3話のみどころ・視聴者へのメッセージをお願いします!

ここまでの津幡は恐い人という印象ですが、第3話では、それ以外の顔や成長も見られ、少しずつ人間らしさが出てくると思います。「こういう理由があったから、厳しくなったのね」ということも分かります。そして、ミヤビの記憶障害にも新たな展開が! チーム一丸となって、みんなで乗り越える回になっていると思うので、楽しみにしていてください。

<第3話あらすじ>
川内ミヤビ(杉咲)の記憶障害は治る可能性があると示唆したうえに、「僕たちは、婚約していました」と驚きの過去を明かした三瓶友治(若葉)。あまりに突然の告白に激しく動揺したミヤビは、その言葉を日記に残すかどうか迷う。さらに翌日には、星前宏太(千葉雄大)から、三瓶が持っていたというミヤビと三瓶のツーショット写真を見せられ、ミヤビはますます混乱する。

そんななか、病院スタッフの間で、津幡玲子(吉瀬)が大迫紘一(井浦新)の元を訪ねたといううわさが流れる。うそかまことか、津幡は患者の安全を最優先に考え、ミヤビを手術に参加させるべきではないと直談判しにいったらしい。すると、看護師たちの間では、安全室長として日頃からスタッフに厳しく接する津幡に反発する声があがり、星前もさすがに越権行為だと藤堂利幸(安井順平)に抗議。しかし藤堂によれば、津幡が患者の安全に固執するのには、ある理由があるという……。

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